Absolutely die
「If you want life,you give money for me !」
父親の血がついた包丁を持った強盗が入ってきた。
父親が玄関の鍵を閉め忘れたせいで、強盗が入ってきたのだ。
「Do you want to die ?」
英語を話しているから外人かと思ったが、片言だし、発音もイマイチだから、きっと日本人だろう。
「If so, I will kill you as you wish !」
「ヤー」
強盗は、即座に母親を刺した。
「言うことを聞いていれば、今頃こんな目にはあわなかったのによ」
やっぱり、日本人だわこいつ。
「おや、ぼうや、パパとママはバカだねぇ、俺の言うことを聞いときゃよかったのにー」
嫌味のつもりだろう。
「かわいそうだから、君もパパとママのとこに連れて行ってやるよ」
強盗は、俺の首を掴んで床に押し付けた。
「グッーッ」
「ははは、こうされると、苦しすぎて声も出ないだろ」
抵抗したくても、3歳児の力じゃビクともしない。
「おやおや、よだれなんか垂らしちゃって〜、まだ赤ん坊でちゅか〜?」
うっぜーこいつ。
いつもだったらそう思ってるはずだが、そんなことを思う余裕がなかった。
そして、俺は、そのまま意識が遠のいた。
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