おまけ 『デンシ手帳 Vol.2』
【死体の状況】
談話室の床に頭と体を切り離された状態でうつぶせに倒れていた。体、頭部ともに切断痕以外の外傷は見られない。服には黒い汚れが付着している。
テイシによる死体発見時、シラベの頭部はなかったはずだが?
【斧】
談話室にあった薪割り用の斧。牢屋への襲撃前までは大広間に保管されていた。
牢屋への襲撃の際、襲撃者が身に着けており、襲撃者が逃走する際に扉のつっかえとして使われた。
シラベ殺害の凶器とみられ、血の付いた状態で談話室から見つかる。
【仮面】
ヨイトの鞄に入っていた白い仮面。目の部分だけがくりぬかれており被れば顔を隠すことができる。
牢屋への襲撃の際、襲撃者が身に着けていた。
またシラベ殺害の際、白い仮面を付け談話室から立ち去る人物をテイシ、マコ、コロが確認している。
【サンタコート】
霊安室にあった赤色のコート。霊安室には最初五着のコートが用意されていたが現在三着が霊安室に残されている。
牢屋への襲撃の際、襲撃者が身に着けており、一着が大広間に脱ぎ捨てられていた。
またシラベ殺害の際、白い仮面を付け談話室から立ち去る人物をテイシ、マコ、コロが確認している。
【冷凍庫のコート】
冷凍庫にあった緑色のコート。冷凍庫には最初五着のコートが用意されており襲撃前後で数は変わっていない。
【談話室のロッカー】
談話室の入り口に置かれている清掃道具入れ。中は人が入れるだけの空間がある。
ロッカーは扉を挟んで大きな鏡と向き合うような形で設置されている。
【防犯ブザー】
事件発生当時鳴らされたシラベの防犯ブザー。
テイシ達が現場に駆け付けた際には防犯ブザーは止められていた。
【鳴らなかった事件発生アナウンス】
事件発生後、被害者の死亡時に館内に異常を報せるために鳴るアナウンス。
殺害時同じ部屋にクビ、被害者を除く意識のある参加者がいる場合アナウンスはならないそうだ。
【アリバイ:一度目の襲撃】
6月23日13時
荷物の確認会を終え、テイシ、マコ、マモルの三名が牢屋へ。マコは鉄格子の内部に拘束。大広間に残った五名は自由行動。
6月23日19時
デンシが夕食を牢屋へ運搬。
6月23日21時半
シラベが牢屋へ。大広間の五名は交代で睡眠に入る。詳しくは大広間ローテーション参照。
6月24日2時
大広間組は、大部屋でシラベ、コロがそれぞれ就寝。デンシ、カタメ、ジンケンが大広間で見張りだったが襲撃当時カタメ、ジンケンは入浴に行っていた。襲撃犯によりマモルは負傷。防犯ブザーの音を聞きつけカタメ、ジンケンが駆け付ける。大広間に戻るとデンシは眠らされており、大広間の隅にコートが脱ぎ捨てられていた。
以降3時15分までは全員が大広間に居た。
【アリバイ:二度目の襲撃】
6月24日3時15分
一度目の襲撃の調査の為シラベ、ジンケンが大広間の外へ。シラベにはテイシとマコが、ジンケンにはコロが付き添う。カタメ、デンシ、マモルは大広間に残る。
6月24日3時30分
大広間に全員が集合する。一度目の襲撃の調査の為テイシ、マコ、シラベ、ジンケンが館内の調査へ。カタメ、デンシ、マモル、コロは大広間に残る。
6月24日4時30分
テイシ、マコがコロと調査メンバーを入れ替わる。
テイシ、マコは大広間に戻ると就寝する。
6月24日5時頃
コロ、ジンケンがクビに襲われたと証言する時刻。
6月24日6時13分
防犯ブザーの音を聞きテイシ、マコが大広間を飛び出す。助けを求めに来たコロと合流し談話室へ。談話室に到着したテイシ達の前を白いコートの人物が通り過ぎる。赤いコートの人物は霊安室へと逃げ込んだ。
テイシ、マコが霊安室の中にある小部屋の前に陣取る。コロが応援を呼びに行く。
6月24日6時21分
ジンケンを除くメンバーが霊安室にある小部屋の前に集合。ポリス君に依頼し部屋の扉を開錠。小部屋の中を探索するがクビの姿が見当たらない。
6月24日6時30分
ジンケンが小部屋を調査中のメンバーに合流。
6月24日6時36分
全員でシラベの死体を確認。刎ねるディスカッション開始。
【大広間ローテーション】
一度目の襲撃時の見張り配置。
見張り:大広間 休息:大部屋
21:00 見張り ジンケン、デンシ、コロ 休息 シラベ、カタメ
24:00 見張り カタメ、ジンケン、デンシ 休息 コロ、シラベ
03:00 見張り シラベ、カタメ、ジンケン 休息 デンシ、コロ
06:00 見張り コロ、シラベ、カタメ 休息 ジンケン、デンシ
【襲撃を受けたマモル】
牢屋への襲撃の際、斧により右腕を負傷。マモルに傷をつけた襲撃者はテイシから反撃を受け遁走した。
【襲撃を受けたデンシ】
牢屋への襲撃の際、大広間で首輪への攻撃を受けたデンシは、作動した首輪の破壊防止機能により眠らされていた。
【霊安室の鍵】
牢屋の鍵とともに管理される霊安室の扉の鍵。霊安室は基本的に施錠されており、鍵はマモルが預かっていた。牢屋への襲撃以前に、牢屋の鍵がマモル以外の管理下に置かれたのは死体搬入時と、テイシの刃物騒動の時のみである。また初日の午後2時までは霊安室に鍵はかかっていなかった。
シラベ殺害の時点では鍵をシラベが管理していた。
【死体保管庫】
霊安室の置かれている死体保管庫。死体を冷却するために中は冷やされたおり生身の人間では中にいることはできない。現在、初日犠牲者の男、ウツミ、ヨイトの死体が保管されている。
【ヨイトの死体】
霊安室の死体保管庫に保管されたヨイトの死体。首輪に仕込まれた刃により頭と体が切り離されている。
服には黒い汚れが付着していた。
【焼却炉】
霊安室にある焼却炉。【この焼却炉は生体が中に入っている場合稼働しません。一度稼働すると蓋にロックがかかり焼却作業が完了するまで中の物を出し入れできなくなります】という注意書きがされている。
何かを燃やしていたようだが、冷却が終わるまで中は確認できないようだ。
【ボイスレコーダー】
シラベのテープレコーダー。霊安室で見つかる。
ウツミとの秘密会談、第一回議論内容が収録されている。
【台車】
冷凍庫に保管される食品運搬用の台車。加重制限二百キロ。タイヤ部分にはロックがかかる仕様。
台の部分はすべり止め加工がされており、リモコンで昇降させることができる。最大で台に乗せたものを二メートル近く上げることができるようだ。
台の部分には黒い汚れがついていた。
【写真】
それぞれの荷物の中に一枚ずつ入っていたもの。ポリス君曰く、クビを特定するためのヒントだというが?
それぞれの写真には本人とその知人が写っていたが、テイシのものにはマコが。マコのものにはテイシとマコの父親が写っていた。
【カタメの服事情】
カタメはウツミの事件が解決するまで替えの服を持っていなかった。
【血のり】
ヨイトの鞄に入っていた赤い染料。ハートマークの描かれた容器に入っている。
【仕込みナイフ】
ヨイトの鞄に入っていたおもちゃのナイフ。見た目はナイフだが、刃の部分は切れないように細工されており刃先を押し当てると刃が柄の中に引っ込む仕組みとなっている。
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