委員長部活
環境委員会の委員長決めの結果、委員長はαクラスの国分寺公弥、副委員長は、5組の子になった。
まぁ、この学校の傾向からして当然のこと。
委員長はαクラスの人ほどなりやすい傾向ある学校だから。
委員長と副委員長が決まると、環境委員会を担当する先生3人が話をし、委員会が終わった。
ちなみに、先生は、各学年担当の先生が1人ずついて、俺らの代の先生は、3組の副担任をしてる、数学科の神谷先生だ。
委員会の後、俺らはまっすぐ部活に行った。
あ、言い忘れてたが、僕は美術部に所属している。
顧問の先生は、1年6組の担任をしている毛呂星先生だ。
「委員長?」
この先生は、今年で59になるおばさんの先生。
今ここにいるってことは、委員会は持っていないらしい。
俺は、先生に応えると、所定の位置についた。
所定の位置とは、色塗りのとこ。
今、生徒会から体育祭の看板と得点板の作成を頼まれていて、その作業をやっている。
だが、この作業は今月始めたばかりで、正直まだ色塗りまで行っていない。
私立の中学だから、材料などの不足で困ることはあまりないが、こうやってやることがなく、やることがなくて暇になることが少なくない。
そうゆう時は、大抵みんな勉強する。
俺は、単語帳を出した。
科目は理科。
苦手科目だ。
「ねぇ、平泉」
「あ、部長!なに?」
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