環境委員会

「あれ、Θクラスに落ちた蓜島数輝くんじゃん!」


環境委員会で、俺と蓜島は、2-2の教室に行ったら、蓜島に突然話しかけてきた奴がいた。


国分寺公弥。

科目では社会科が学年1位で、昨年はの総合学年順位3位。

彼女はテニス部の部長で、関東大会に出場をしている。


「あれ、蓜島じゃん!」


国分寺の後ろにもう1人いた。


赤羽海人。

理科が学年1位で、昨年の総合学年順位2位。

陸上部の部長をやっている。


「国分寺と赤羽、まさか2人が」


αクラスの環境委員会が学年トップ5のうち2人とも来るのは想定外だった。

まぁ、国分寺は昔から綺麗好きと聞いているから、国分寺はいてもおかしくないけど。


「委員長やりたい人いますか?」


最初の委員会は、当然ながら、委員長などを決める。


「「はい!」」


国分寺ともう1人、5組の人が立候補した。


国分寺は、3年間環境委員をやっているため、委員長を立候補しても何らおかしくない。

また、この学校の特徴として、αクラスの人ほど委員長になりやすい傾向にあるのだ。


単純だよな

でも、委員長はαクラスの人ほどなりやすいが、部長はクラスなど関係ないという。


そして、結局委員長は国分寺に、副委員長は5組の人になった。

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