奈良辺 真弥
「平泉」
委員会から部活に戻った僕は、仕事を任されるも、順番がまだなため、英語の勉強をしていると、話しかけられた。
「ん?どうした、奈良辺?」
こいつは、奈良辺真弥。
俺と同じクラスで、社会科が得意。
こいつは、拝島同様、ギリギリで落とされた感じなため、クラス順位は2、3位には入るだろう。
ひょっとしたら、社会科だけ、なら国分寺と十分競えるだろう。
「原案がさ、ここの字を、カーマインにする予定だったけど、ローズレッドでいい気がしたんだけど、どうかな?」
ようは、赤系統の色の調節って事だ。
俺が賛成すると、奈良辺は仕事に、俺は英語に戻った。
奈良辺は、先ほども述べたが、社会科が得意だ。
特に、歴史系が得意。
また、寺や神社、仏像、城、遺跡、鉄道や地理などが大好きで、休日の暇つぶしには、城めぐりなどをよくしてるらしい。
その時も、地理的な部分も楽しんでるみたいで、出掛けるときはひまがないという。
交通機関に興味ない僕らにはその気持ちがわからないけど。
奈良辺は、去年はβクラスで、社会科だけができたが、理数科目が特にできなくて、それでΘクラスに落ちたという。
ただ、何ら甘楽言って理数科目も勉強すればそこそこは取れるみたいなので、上で述べたみたいに、クラス順位は、2、3位にはなると思う。
翌日
「そうかー、奈良辺がいるのかー」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます