期末テスト



スクールバスの中は、今日のテストの勉強をしてる人でいっぱいだ。


みんな、今日の科目の勉強をしてる中、一人だけ違う科目をやっている人がいた。

それは、俺の友達だ。


そして、テストの結果


なんと、そいつは、

国語95点、数学100点、英語98点、理科98点、社会97点、保健体育100点、音楽95点、技術家庭科98点

だったのだ!


それで学年3位。


「す、すごいね...めっちゃ上がってる...」


中間テストでは学年35位だったのに、一気に3位まで這い上がり、とても驚いていた。


「なぁに、こんなん大したことねぇよ、まだ、あいつには勝っていない」


まだ、不満だというのだ。




「俺が最初に倒そうとしたのは、一年の期末で35位から3位まで這い上がってきたあの化け物だ」


蓜島は、まずは僕の友達に勝ちたかったみたいだ。


「それって、僕の友達じゃん!」


「そうなのか!」


「うん」


あいつは、かなりの努力家で、あっという間に秀才になってしまう。

吸収が速いのだ。

その副作用なのかわからないけど、影響とかもかなり受けやすい。


「αクラスに行った、あの超努力家な理数系に勝てなきゃ5人制覇なんてできない、せめてお互いの得意な数学で勝とうとしたら、いつしか数学にしか手を付けられてなかった」


そうゆうことね


「あの、超努力家なやつの吸収力が、欲しい、まずはあいつみたいに数学1位になりたかったー」


蓜島がくやがっている。


「呼んだか?」

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