第五次「あとがき」

 本編から少し外れた物語「ヨハン地獄篇(仮)」が完結しましたので、あとがきです。

 仮題ではありますが物語の内容から考えると「ヨハン地獄篇&筒井夫婦出会い篇」って感じでしたね。

 また、一部と二部の間に入れれば良かったかな?と、思ったりもしてますので、もしかしたら、物語の入れ替えを行う日が来るかもしれません。


 ヨハン地獄篇の開始が、2021年10月18日の第224話「JUDAS」の投稿からですから、終わらせるのに、1年と3ヶ月も掛かったんですね。

 当初の予定では、10話くらいで「2022年の春を迎える頃に終わるかな?」でした。

 しかし、書いてる内に物語が膨らんでしまい、足しに足して35話も掛かってしまいました。

 仕事が順調に進んだことで忙しくなり、小説の更新も週一から隔週になり、また、ワールドカップも有った(全試合見ました、メッシおめでとう)ことから? 更新が月一以上になってしまったりと、遅れに遅れてしまいました。

 お待ちいただいてた方、ホント、申し訳なかったです。


 今回の物語、読者の皆さま、楽しんで頂けましたでしょうか?


 個人的には気に入っているのですが、本来はゲームの物語ですから「寿司を食いに来たのに、カツ丼食ってる」ような気分にさせてしまったのではないかと思ったりもしています。

 「早く、本筋に戻らないと」と思いつつも、ズルズルと書いてしまいました。

 とはいえ、大筋の内容としては、ヨハンの5年間を書くのではなく、5年間逃亡することになった原因と、どうして逃げおおせたのかなので、予定通りではあります。


 しかし、構想に反して細かい設定が大きく変わったモノも多くありました。


 最初の構想では、ブラックレインまでの流れは同じなのですが、それ以降が違っていて、

 ブラックレインで、ローガンに追い詰められるヨハンとフレデリカ。

 ハンナはテロリスト側の人間で、ローガンの制止を無視して、ヨハンへ発砲。

 フレデリカが、ヨハンを庇って重症となる。

 さらに、発砲を続けるハンナをローガンが射殺。

 ヨハンは、フレデリカをローガンに託し、単独で逃亡する。

 という流れで、10話くらいにする予定でした。


 なので、構想段階ではローガンは死ななかったし、耕太と紬の出会いもありませんでした。

 また、キャスティングもヨハンの義父パトリックは居ましたが、レオナルドもピータもジェシカも居ませんでした。


 実は、仮ではありますが「ヨハン地獄篇」と名付けたので、フレデリカを死亡させるという案も脳裏をぎりました。

 しかし、そうなると、ヨハンが正当防衛ではなく、復讐による殺人に物語が転がりそうだったので止めることにしました。



 2023年1月25日、この「あとがき」を書いている最中に、父が亡くなりました。

 2月4日に書く気力を取り戻せたものの、様々な名義変更などあり、母の時以上にやることが多く、現在4月11日になっても「まだ、あったの!」と、請求書や父へ来た手紙などの対応に追われています。

 また、仕事もしなければならなかったことから、どんどん疲弊して、書く気力が減っていった感じになりました。


 とはいえ、定期的に読みに来てくださる方も多かったことから、

 やらねば!と、気力を振り絞り、3月半ばには投稿できそうな程度まで書いてたんですが、随分と長く『ヨハン地獄篇』を書いていましたから、突然戻るのは不味いと感じ、書き直しを何度も繰り返しておりました。



 さて、いよいよ次回から裏切った使徒を謎にしたのまま、香川篇へ戻ります。


 裏切った使徒は、行動を起こすのか?

 真凰まおは、ゲームをするのか?

 そして、究道学園の大会参加は?

 そもそも、サバイバルゲームの世界大会はあるのか?_φ(゚∀゚ )アヒャ


 投稿まで、もうしばらくお待ちください。

 まだ、待つのかよ!って声が聞こえそうだw

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