第二次「あとがき」

 おかしい……

 予定では、200話までに第二部を終え、第一章が完結していた筈なのに……

 なんか、ドラゴンボールみたいに「もうちょっとだけ続くんじゃ」とか言っといて、倍くらいになりそうで怖いw


 とはいえ、第二章はアイディア集めばかりで、構想が練れてないんですよねー(^^;)

 他に、書いてる途中のもあるし、そっち終わらせてから、二章に入る?って気もしてるけど、それやるとボクのことだから何年先になるか(^^;)


 構想といえば、実はこの物語の元となる話を考えたのは――1993年。

 当時、ゲーム会社に勤め始めたボクは、企画の一つとして、SFのRPGを考えていました。

 設定を作る上で参考にしたのが「銀河英雄伝説」と「ロマンシングサガ」で、多人数の主人公を用いて、それぞれの正義があるというような色々な視点で世界を見せる、そんなRPGを考えていました。

 なのですが、それは実現することなく、夢破れ、ボクはゲーム会社を退社しちゃいます。(つwT)


 でも、想像といいましょうか、妄想といいましょうか、物語とか設定とかを考える癖は抜けておらず、いつか小説でも書くかなと、アイディアだけ頭の中に留めておりました。


 そして、その物語の主人公の一人であった「宇宙人と地球人のハーフが争いの狭間で苦悩する物語」を「ヴァンパイアと人間」におきかえて書いたのが「MoonLit」という作品になります。二章から厨二病が発症しますが、よろしかったら読んでみてください。m(__)m


 そんなこんなで時は過ぎ「いつか宇宙を舞台にロボットとか出てくる物語を書きたいな」って、気持ちをずっと持っていた――1998年、ある曲が切っ掛けで、この物語は少しだけ動き出します。


 hide with Spread Beaver「ROCKET DIVE」


 何年待ってみても 何も降って来やしないんだろ?

 君の胸のミサイル 抱えて行こう


 心に響きました。

 頭に留めていたものの、全く書いてなかったボクに言われている気がしたんです。

 そして、これは主人公であるラルフメイフィールドの「自分の手で世界を変える」という発想にも繋がります。


 色々アイディアを書き留めていき、オンラインゲームを舞台にするまで決まりましたが、イマイチ筆が進まないまま、時は過ぎますw


 仕事が忙しかったとか、他の物語を書いていたということもあったんですが、いい加減、書きたくなってきた2017年。


 あぁ~、もう「宝島」で行くか!

 ゲーム内に財宝を隠して、プレイヤーが探すって物語……


 「Ready Player One」


 あるじゃーねーか!( ̄口 ̄#)

 まぁ、誰でも考えるよねー!(><)


 で、次に目を付けたのが「エースをねらえ!」というか「トップをねらえ!」のオマージュで、東儀雅を主人公にして、格闘ゲームの頂点を目指すという物語でした。


 ドジで才能のない主人公(雅)がコーチ(刀真)に認められ、代表選手に選ばれる。

 お蝶夫人みたいなキャラを作ったりとか、

 「岡、エースをねらえ!」みたいな台詞も考えなきゃなぁ~、


 と、ほぼほぼ決まりかけていたのですが、


 次書く物語は、色々な視点で世界を見せるモノにしようと思って、舞台をみんなが主人公になれるゲームにしたんじゃないか!


 という訳で、現在の形になったという訳なのです。


 書くのが非常に遅いですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 せめて、第一章は終わらせたい!(><)

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