第一次「あとがき」
いやー、長かった。
あ、完結した訳じゃないですよ。
173話をもちまして、第一章「GrandTouringWar 篇」の第一部が終了したので『あとがき』でも書いておこうと思っての執筆です。
2018年4月07日、『小説家になろう』に投稿し、
2018年4月16日、『カクヨム』に投稿を始めました。
もう、2年が過ぎたんですね。
自分でも、こんな長くするつもりはありませんでした。
なんせ構想段階では、第一章を100話程度にして、第二章へ突入する予定だったのです。
それがですよ!
第一章の第一部なのに、173話ですよ!
いやー、書いてしまいました、遅筆な癖に。
でもね、もっと延ばそうと思えば、延ばせたんです。
きっと読者の皆さんも「サバイバルゲームの世界大会は?」って、なったと思うんですよ。
すみません、大幅カットしました。(^^;
実は、大まかですが物語の流れとか、いくつかライバル校とかも考えていたんです。
いたんですが、それを書いちゃうと「来年の今頃になっても、世界大会をまだ書いてるなぁ」ってなりましてね。
で、カットした主な理由が、第163話「名人とプロの狭間で」になります。
もしかしたら、時代が進むにつれ、このネタは腐りそうな(理解してもらえない)気がしたのです。
解り易く例えるなら、数年前なら動画配信は趣味のレベルでしかなく、それで生活できると考えた人は少なかったと思います。
しかし、今は、どうでしょう?
幾人もの成功したYoutuberが誕生し、タレントも徐々に進出する世の中になっています。
このように、時間が経てば、何が常識になるか分かりませんし、また、プロゲーマーもドンドン誕生していますので、数年後には「なに言ってんの? この作者」になるかもしれないと思ったのです。
しかし、今なら、2020年の今なら!ってなりましてね。
現在でも、プロだからとはいえ、ゲームだけで食べれているプロゲーマーは数少なく、中には億単位の賞金を出すゲーム大会もありますが、ほとんどが優勝しても、年間を通して生活できる金額ではありません。
割りと多くのプロゲーマーは、配信者として稼いだり、社会人スポーツ選手のように、所属する企業の仕事と兼業しているのが現状だと思います。
さらに、先日、某ゲーム会社が「配信による収益化を禁止する」と発表されました。
イベントなどに呼んで出演料を支払うだとか、社員として雇い、プロの間は給与を保障するのなら、それも良いかと思いますが、もし、収入が大会の賞金しかないのなら、それはeスポーツを潰す行為に等しい……おっと、脱線して批判文章の山を築くところでしたw
ということで、今なら理解してもらえるだろうと、プロに誘われ、ゲームの流行が変わり、落ちぶれてしまうという物語を描きました。
これはゲームに限ったことでもなく、Youtubeにしても、SNSで活躍するインフルエンサーにおいても、言える話です。
まぁ、それまでに、一生分稼いだ人には関係ない話ですけどね。
もしかしたら、いつか、その飛ばした話を……
う~ん?
たぶん、僕のことだから、書かないなぁ……
ゴメンナサイm(__)m
さて、話を変えましょう。
読者のみなさん、この物語の主人公、誰だと思いましたか?
正解する人は居るとは思いますが、少ないんじゃないかな?
虎塚刀真?
東儀雅?
東儀飛鳥?
たぶん、物語に多く登場した、この3人に分かれると思われますが、
正解は、ラルフ・メイフィールドです。
みなさん、一度は目にしてると思うんですが……
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「全ての人が、ゲームでも食べていけるようなチャンスを構築する」
それは、ゲーム開発者ラルフ・メイフィールドの夢だった。
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って、書いてるの見ましたよね?
あ、だからといって、夢オチにはしませんので、ご安心ください。
とはいえ、ゲームの主人公は『プレイヤー』だと思って書いてますので、全ての登場人物が主人公であるとも言えます。
「じゃ、インベイドの本社ビルの受付のケインも!」と思った、そこの貴方!
いくらなんでも、それは違いますw
あと、刀真と飛鳥が結婚して驚いた方も多かったのではないでしょうか?
実は、ギリギリまで嫁を、飛鳥にするか、雅にするか迷っていました。
で、後の物語を考えていった結果、飛鳥を嫁にする方を選びました。
もし、雅が嫁だった場合の「虎塚刀真、最期の2時間」は、刀真をかばって、先に雅が撃たれるという演出でした。
次回から、第二部がスタートします。
予定は未定ですが、たぶん、20話もないかな?
次回、たぶん第174話は「伝説の始まり」です。
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