第3話 冒険者への第一歩
「君がなりたい職業は?」
そう質問されたら、あなたはなんと答える?
今までの俺だったら、小学校の(ここ重要)先生だったり、サラリーマンとか適当に答えてただろう。
なら、、この世界にきた俺は何と答えるだろうか、
そんなの、決まっている。
「冒険者」と。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「小さな村にて」
明るくて、暖かい、朝の太陽の光が、俺の瞼を照らす。
「う、、、ま、眩しい、、」
見知らぬ天井。嗅いだことのない空気が、ここにあった。
「あー………、あったけぇ、、、、。」
いつまでもここにいたいとまで思わせるベット。そして、俺は二度寝へと体制を移すし、、、、ガチャ。
「おーい、入るぞー。お、起きたか兄ちゃん!」
勢いよく飛び起きた。
「あ、、、ど、どなたでしょうか?。」
「ああ、わしはここの村の村長でな、あんたが、モンスターと一緒に倒れてたからここまで運んだんじゃ。」
「あっ、そうだ!あの、ケモミミ少女は、、、。」
「ケモミミ少女?」
「あれー、、見間違いだったかなぁ、、、。(ㆀ˘・з・˘)?」
「まぁ、ともかく、体の方は大丈夫か?」
「あ、はい、大丈夫です。」
「そうか、して、君はどこに行く予定だったんじゃ?冒険者になりにでも来たんか?」
「ボ、冒険者!?」
「いや、なんか強そうな剣持っとるし、、。違うのか?」
「え、剣?」
「ほら、あそこに置いとるやつ。あんたのじゃないのか?」
「あ、本当にある、、。てか、むっちゃ綺麗だな、、、。」
「うーむ、モンスターからドロップしたんかのぉ?しかし、あのモンスターこんなのドロップしないはずなんじゃが、、、。」
チャ、チャンスだ!
「あ、そうだ。え、えと、友人から貰ったものでして、まだ使ってなくて、、、。」
「ああ、そうじゃったんか。大事にせぇよ。」
「は、はい、もちろんです。で、あの、近くに街とかありませんか?冒険者になりたいんですけども、、、。」
「ん?そうじゃな、近くに、【エリェフ】って、町があるからそこがええと思うぞ。まぁ、いろいろとええ町やからな^ω^)ニヤリ」
いろいろ?
「どうやって、行けばいいんですか?」
「うーん、そうじゃなぁ。テレポートができればいいんじゃが、この村にはいないからのぉ。ま、歩きで1日ってところじゃな。」
い、一日、、、、。
「そ、そうですか、、。」
「あ、そうじゃ。君と同じで、冒険者になりたいって娘が昨日来てな。その娘と一緒に行ったらどうじゃ?」
「え、ぜ、ぜひよろしくお願いします!!!!!!」
この機に、コミュ障を克服するんだ、、!
「そうか。じゃあ、ワシがあの娘伝えておくな。」
「はい!」
「うむ。」
ガチャ。バタン。
「、、、、。」
あれ?うん、ちょっと今更だけど、俺、異世界転生して、女の子と一緒に旅(?)に行こうとしてる、、、?
うわああああああああああああああああああああああ。
ま、まさか、あのアニメも、このアニメも、あんなアニメも、もう見れないのかあああああああああああ、、、、。(泣
ま、まさかこんな事態になるとは、、、、。
いや、ポジティブに考えよう。
今、俺は女の子と一緒に旅にようとしている。つまり、、、?
ま、まさか、この俺がリア充に、、、!?
お、俺の時代が来た、、、!
異世界でリア充(?)になってみた トッポ軍曹 @Panther
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