第2話 謎の少女とモンスター。

爽やかな風、どこまでも広がる草原、春のような陽気な太陽の光、俺がいつかこんなところに、行ってみたいランキング1位の場所が、今、目の前に広がっていた。

「す、すげぇ、、、!!!」


感動、ただ、俺は感動していた。


「生きてて、良かった」と。


ーーー10分後ーーー


「どうしよう、、、。」


金もない、ご飯もない、というかここがどこだかわからない。


「よし、まずは周囲をよく観察して、、、ん?あれは、なんだ?」


なんか、近づいてるが、、、、。


「うーん、トラかなぁ、いや、牛かなぁ。」


鋭い目、巨大な体格、風立つ毛、そして、地響き、

うーん、なんか、あれだ、


「ウガァァァァァァァァァァァア!!!!!!!」


逃げよ。


ーーーさらに、10分後ーーー


「ハァ、ハァァ、シ、死ぬゥ!!」

ただいま、トラ(?)と俺との距離約15メートル。

「なんだこいつ、足遅えのにずっと付いてくる!」

マジで、武器が欲しい!!いや、武器があっても勝てる気しないけど。

「ヤバイヤバイヤバイヤバイ!死ぬ、死んじゃううううううう!、、あっ。」


ズコッ。


あ、足引っ掛けちゃった(^_−)−☆テヘペロ

あ、死ぬなこれ。そう思った瞬間。


「オラァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」


遠のく視界の中、ネコミミ少女(?)が、モンスターの喉元を噛みちぎっていた、、、、。


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