異世界でリア充(?)になってみた

トッポ軍曹

第1話 君はだれ?ここはどこ?

       「ぼっち」

 それは、孤高の存在であり、何者にも屈しない強靱な心を持った者である。例え、

誰かに教室で

「こいつぼっちなんだぜwwww」

と、指を刺されて笑われたとしても、決して怒らず、相手を無視し、机の上で睡眠することができる、とても心優しい者である。 

(一部例外あり)


      「聖なる夜」

クリスマス、それはリア充のリア充によるリア充のための日である。さてこの日、俺は.....

「これと、、これと、、、これでいいか」

「お買い上げ、1万5千円になりまーす。」


オタ趣味にいそしんでいた。


「ふぅ、ついに買ったぜ、艦○れフィギィア!ああ、どれだけこの時を待ち望んだことか、、、(震え)」


二次元こそ真の世界であり、我が理想郷である。これが、俺のモットー。俺の心の支え。


「.....ふぅ、寒いし、家に帰るか。」


アニメショップから帰る道のり。別に、嫌いではないが、唯一テンションが下がる時間である。


「はぁ、、二次元に行きたいなぁ、、」


そうつぶやくと同時に、俺の口から溜め息がこぼれ落ちる。


「こんな、狭くて息苦しい世界になんで生きてるんだろうなぁ、、、、?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


     「始まりの朝」

「、、、、ここ、どこ?(・∀・)」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る