夜中の大罪
他の誰もが寝静まる中、電化製品の物理音が耳を支配する。
足音を殺し、胸中の罪悪感に目を背けながら、意を決して冷えた扉に手をかけた。
隙間から溢れる暖色の光は淡くとも、闇の中でそれは網膜に痛い。
目を細め、なんとか光の中を見て、私は絶句した。
——プリン、食べたのだれ。
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