アイス…「氷菓子」→高利貸しの意


アイソスタシー…流動性のある上部マントル、アセノスフェアが地殻の荷重と釣り合っているとする説


アウタルキー…自給自足経済(地産地消を国家規模で)


アウフタクト…旋律の冒頭で強拍に先立つアクセントのない音符または音符群


青は藍より出て、藍より青し


淦…船底に溜まった水


赤きは酒のとが…過失を他人のせいに


赤猪子…天皇待って80年


赤ゲット…都会見物の田舎者


赤螺…あかにし、ケチな人


明かりが立つ…無実が証明


上がり鯰…あがりなまず、何の役にも立たない人、ギャンブルで一文無しの人


秋風が立つ(吹く)…相手、恋人に飽きる


商人と屏風は曲がらねば世に立たず…どちらも自分を曲げねばやっていけない


商人の空誓文…そらぜいもん、商人は嘘をつく


悪に強いは善にも強い


悪意…ある事実を知っている(必ずしも道徳的悪の意ではない)


悪僧…武芸などに優れた僧


上書…あげがき、神仏や天皇の名を改行して一番上に持ってくること


顎で蠅を追う…疲れきって体力がない様


麻の中の蓬…よもぎ、真っ直ぐ伸びる麻の中に生えれば曲がりやすいよもぎも真っ直ぐに伸びる、人も善人と交われば感化を受けて善人となる


朝雨馬に鞍置け…すぐ晴れるから外出の用意をせよ


浅茅が宿…あさじ、草が生い茂って荒れ果てた家


浅瀬に仇波…あだなみ、思慮の浅い者は騒がしい


足を擂り粉木にする…奔走する


翌檜…あすなろ、明日はヒノキになろう(向上心)


東烏…あずまがらす、関西人が関東は鳥まで鳴き声が変だと嘲ってできた言葉


遊ばせ歌…子どもを遊ばせる歌、子守唄


遊び車…歯車と歯車の間に噛ませる小さな歯車


徒口念仏…信仰心のない口先だけの念仏


徒し煙…火葬場から上がる煙


徒の火宅…辛苦の現世


徒の悋気…他人の恋心を妬む


頭の蠅も追えない…自分のことすらままならない


アタラクシア…心が平静、エピクロス主義において人生の究極目標


アタランテ…ギリシア神話の女狩人、求婚者に自分との競走を課し、負けた者を殺した


圧服…押さえつけて従わせる


厚ぼったい…厚くて重たい感じ


当て馬…様子見で出す、出されること。本命が控えている(かませ犬は「引き立て役」、若干違う)


当て絵…見るものに寓意をさとらせるように描いた絵


当て擦る…他のことにかこつけて皮肉を言う


アテトージス…身体の不随意運動(意思に基づかない不合理な運動)、四肢末端や頭をゆるやかにくねらせる、大脳基底核の病変による


後足で砂をかける…去り際に更に迷惑をかける


後講釈…結果が分かってから理屈をつけて説明


後白浪…船が通ったあとに立つ白浪、行方が分からなくなること


アドニス…wiki参照


アドバルーンを揚げる…相手の出方を伺う為に意図的に声明や談話を流す


アドリビドゥム…クラシック音楽で装飾、速度を演奏者の判断に委ねること


アトリビュート…属性、特性.神、人物の素性を明らかにする持物、使徒ペトロの司教杖


アナーキ(スト)ー…無政府(主義者)状態


アナクサゴラス…宇宙は元々最も微小な構成要素、スペルマタ(種子の意)が多種多様に混交して出来たものであり、それらはヌース(理性)によって形を成して(同じ属性を持つスペルマタの一部を引き寄せ形を付ける)存在する。スペルマタとヌースが寄り集まって出来たのが世界である


アナクシマンドロス


アナクシメネス…万物の根源は空気であると主張。人が死ぬのは空気を取り入れられなかったから。空気が薄くなれば火となり、さらに薄くなれば木や石となる。古代ギリシアの思想。


アナクロニズム…時代錯誤


穴施行…あなせぎょう、冬に獣の施しとして、巣穴の前に餌を置くこと


穴惑い…蛇が冬眠時期になっても穴に入らないこと


アナモルフォーシス



アニマリズム…動物的本能のままに生きる文学上の主義


アニミズム…自然界のあらゆる事物は形を持つ同時に霊魂を宿すこと


アニュス・デイ…神の子羊の意。人間の罪を贖うキリストの称号


アネクメネ…放射線、極地など人間が住めない地帯、対義語エクメネ


阿耨達池…あのくだっち


アノミー…人々の欲求、行為の無規制状態


アパシー…政治的無関心


アパティア…限りなく心が安定した状態。ストア学派の究極目的。


アバンチュール…恋の火遊び


あびき…船が通ったあとに出来る波、大浪とも言う


あひるが文庫を背負うたよう…女の尻が大きい例え


アヒルの火事見舞い…背の低い人が尻を振って急いで歩くさま


亜父…父のごとく尊敬する人


アプガースコア…新生児の健康状態の評価法、出世1分と5分後の呼吸、脈拍、筋緊張などを評価


アブダクション



油口…よく喋る口


アプト式鉄道…中央に歯車を噛ませる3本目の線路を置き、脱線を防いだもの


アプレゲール…ww1後のフランスにおける芸術、文化の新しい傾向、ww2後の若者の放恣で退廃的な傾向(光クラブ事件)


アプロプリエーションアート…丸パクリして独創性、本物の概念を問うアート


アベベ・ビキラ…長距離アスリート、wiki


アポステリオリ…ア・プリオリの対義語


アポトーシス…プログラムされた細胞死(オタマジャクシの尻尾、最初は水かきを持っている赤子が生まれる頃にはそれを失い指が形成される)


編笠茶屋…遊郭に入る人に顔を隠す編笠を貸した茶屋


雨に髪洗い風に櫛る…くしけずる(髪をとく)、雨風にさらされ苦労すること


蛙鳴蝉噪…あめいせんそう、がやが喋ること、つまらない議論や文章を嘲ること


雨禁獄…白河上皇が寺の完成を祝う会を開こうとして4回雨で中止となり、雨を桶にためて牢獄に幽閉、3年経って役人が見に来たところ桶は空になっており脱獄される。桶を囲んで宴を開いた。


文無し…あやなし、理屈が合わない、無意味


アラインメント…機械などで部品の位置配置を正しく調整すること


粗金…あらがね、掘り出したままで精錬されていない金属


アラカルト…献立表から選んで頼む食事。一品料理。


アラクノフォビア…蜘蛛恐怖症


アラタ体…昆虫の頭部にある微小な内分泌器官、アラタ体ホルモンは脱皮、幼虫形質の保存に作用する


荒聖…あらひじり、悪僧に同じ


阿蘭若…あらんにゃ、修行に適した閑静な土地


アリア…オペラの独唱歌曲


アリザリン…西洋アカネから取れる染料、赤


アリストクラシー…貴族制、貴族階級


アリストテレスの提灯…ウニなどの咀嚼器官


蟻茸…アリに寄生する冬虫夏草のキノコ。精神を乗っ取り都合の良い死亡時間を決める



在り煩う…生きているのを苦しく思う


アルカプトン尿症…黒尿症、遺伝病、ホモゲンチジン酸オキシダーゼという酵素を欠く


アルチザン…芸術性よりも技術性に優れた人、職人、職業芸術家


アルファとオメガ…最初と最後、全体、出発点と窮極


アレロパシー…植物から分泌される物質が他の植物の成長を阻害すること


沫緒…あわお、ほどけやすいように結んだ紐


泡構造…ggr


阿波丸事件


暗暗裏…ひそかに


安逸…何もしないで遊んで暮らす


安臥…楽な姿勢で寝る


アンカット…映画のフィルムが検閲によってカットされていないこと


暗渠…あんきょ、覆いをした水路、地下に設けた溝


アングラ…前衛的な芸術運動、非公然


闇穴…あんけつ、暗い穴、アホ


鮟鱇武者…あんこうむしゃ、デカいことを言うが実は卑しい武士


暗催青…あんさいせい、蚕卵を暗所で育てる方法。明るいところに置くと一斉に孵化する


アンサンブル…少人数の演奏


晏子の御…ぎょ、他人の権威に寄りかかって得意になること。虎の威を借る狐


アンシクロペディスト…百科全書派


アンジッヒ…自体的、物自体


暗証…教理を研究せず、坐禅などの修行のみで悟りを開こうとすること


アンジロー…弥次郎、マラッカでザビエルに伝道された日本最初のキリシタン


安政地震…マグニチュード8程度が3つ連続した地震


アンソロジー…詩集、詞華集


アンダルシアの犬…二人の断片的な夢を繋げた映画


アンチテアトル…前衛演劇


暗潮…表に現れない風潮


アントロポロギー…人類学


アンニュイ…退屈、倦怠


アンビバレンス…一つの対象に愛と憎しみのような相反する二つの感情を抱くこと


アンフォルメル…ww2後のフランスによる混沌のなかに画面の無秩序を求めた絵画


暗碧…あんぺき、暗みを帯びた青


暗夜の礫…防ぎがたいこと、不意の襲撃

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