5分で読める広辞苑語彙

悔乃

はじめに

この単語集を使用するにあたって幾つかの留意点をまず。


①大半が広辞苑の定義を私なりに要約したものであること


②基本理念が「未知の概念の発掘」であること、即ち既知の概念は省略されることが多い


③語彙の美醜の感覚は共有されないこと


ここから先は読み飛ばして貰って構いません。自己満足の世界なので(笑)



①については言わずもがな、元を辿れば私が私のために作った単語集ですので、かなりの要約が成されている、若しくは意味の分岐が省略されている部分が多く見受けられます。


個々人が語彙において重きを置いている点は異なりますので、私の抜粋方法がお気に召して頂ける方も居れば、そうでない方もいらっしゃるかと思います。これは留意点のどの項目にも当てはまるファクターであるとは思いますが、まずこの感覚を共有して頂けないことにはこの単語集は瑣末なものとなってしまいますので、ご理解の程よろしくお願い致します。


②についてですが、私が広辞苑という読み物を購入した経緯と密接に関係しています。一言で表すのなら「古書店の衝動買い」です。


目的の本が欲しいから書店に足を運んで購入する。その際に同様のジャンルで興味をそそる本を発見してしまった。籠に入れる。横に目をやるとこれまた興味をそそる語彙のオンパレード。心理学の本が当初の目的だったのにも関わらず、哲学や宗教、法律など広汎な分野にまで手が及んでしまう。気づいた頃には消化しきれない積読を更に増やして布団でむせび泣く始末…。そう、私です。


こういった経験は書店に実際に足を運んでこそ起こるものであって、ネットワーク上ではどうしても限られた世界でしか動くことが出来ない。私にとって広辞苑とはそのようなジレンマを一蹴する最高のデバイスでした。


ものを書くにあたって先立つものの無い私のような人間にとっては、単語に内包される概念を何よりも優先しました。ストーリーの骨となる知識、概念を広辞苑で得、血肉となる情感や表現技法は自らで編み出していけば良い。これが私の基本スタンスです。


③については、言葉の通りです。私が惹かれた語彙は無条件で選定対象としてあります。


私の基本スペックは学のない有象無象の理系大学生ということで。各位の創作に少しでも足しになればと思います。他作品も連載中です。(矢のような宣伝)

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