第三章・赤い異世界生活~ICHIJI‘S view③~
「さっきネグラって言ってたけれど……」
原型を留めない瓦礫と、もはや原型どころか何でもないただの黒い塊と化した人々の亡骸。
そんなものたちを横目や尻目にしながら走り続ける俺は、先導する男の背中に向かってそう質問した。
「ああ、南の山……あっちの方に険し過ぎて舗装も開拓もされない山があるんだが、その中腹くらいにな。この辺りじゃまず見かけない種類の魔物だ。流れ者か、もしくは……」
「誰かが連れ込んだか……」
「……外からじゃただの洞穴にしか見えなかった。でも中に入ると見たこともない機械や怪しげな道具がわんさかあってよ……ネグラっつーか、なんかの研究施設みたいなところだった」
「研究施設……ねぇ……」
あのトカゲが何かを研究するような知能や、機会を巧みに操れるような器用さを持ち合わせているとは考えにくい。となると……。
「人がいた形跡は?」
「ああ、もちろんあった。食料に寝床に便所まで完備だ。何が書いてあるのかさっぱりだったが、手書きの資料や本の類なんかもな」
やはり、この街にもたらされた悲劇の裏には明らかに人の頭と手が関わっている。
「よくあんなトカゲの巣に入って無事だったもんだ」
「いや、そん時のあいつらはこんなに喧嘩っぱやくはなかった。つーか、何頭かいたことはいたんだが、置物みたいにジッと動かなくてよ……。薄気味悪くはあったが、まぁ仕事はすげー簡単だったんだ」
「何頭か……具体的な数は?」
「……はっきりとはわからねー。多分、3、4頭ってところだ。洞穴の入り口付近にチラホラって感じにな。……今にして思えば、門番みたいな配置だったかもしれない」
少しだけ疑問。
確かにあの火力は脅威だけれど、たかだか4頭程度で、こここまでの惨状をつくりだせるものだろうか?
……まず無理だろうな。
おそらくは山賊たちが物色した範囲の外に、まだ無数にストックは貯蔵されていたのだと思う。
そう、ストック。
あれはもう自我や本能をもった生物ではなく、単なる一兵器として数える方が正しい代物だ。
それも侵入者が前を通っても反応しなかった門番といい、合理性を欠いた事象に対してフリーズしてしまう融通の利かなさといい。
ちょっとしたプログラムミスや突発的なアクシデントが起これば機能不全を起こしてしまう欠陥品。
そしてそんな欠陥品でも街一つを潰すことができるのだという、裏で糸を引く人間の傲慢な姿勢。
……なるほど。
色々とわかってきたような気がする。
「ギルド会館によぉ……スゲェーお宝が運び込まれたって情報があったんだ……」
俺が頭の中で情報の整理をしていると、山賊の男は背中を向けたままおもむろに語りだした。
「山賊と傭兵……立場はまるっきり違うとはいえ、俺らも奴らも中身はどっちも似たり寄ったりのクソ野郎だ。もちろん根っから正義漢ぶった連中も多いが、こんな田舎の小ギルド。金に酒に女……。頭ん中にはそれだけしかねぇのが大半だ。だから割とギルドの奴らとは仲が良くてな。そいつらから聞いた結構確かな情報だった」
「…………」
俺は黙って男の一人語りの続きを待つ。
「あのラクロナ帝国の息がかかった一級品。この手の眉唾な話は腐るくらいあるが、俺らと酒を酌み交わすような下っ端じゃなく、ギルド本部肝いりの傭兵が何人かドナに入ったのを見たところで俺は確信を持った」
「ラクロナ帝国……確か、この世界の中心だったっけ?」
「何を当たり前のことを……ああ、そうだよ。世界の中心なんて随分と大げさな表現だが、これがまるっきりそのままなんだからタチが悪ぃ。……そんなわけで、その大ラクロナの連中、なんだか汚ねー恰好やぶっきらぼうな物言いをして必死に胡麻化してたが、俺らには匂いでわかんだよ。目の前にいる奴の育ちの違いとか、同じクズかそうじゃないかってのがな。こちとら伊達に生まれながらの底辺人じゃねーっての。騙し騙され、裏切り裏切られのコエダメを這いつくばって生きてきたんだ。あんなガキのお遊戯みてぇな変装で騙そうたって甘ぇんだよ」
そこで男はチラリとこちらを振り返り、すぐにまた前を見据える。
何も言わないところは、彼なりの気遣いなんだろう。
だから俺もあえて聞きはしない。
……それじゃ、俺はどんな匂いがしてるんだ?と。
「……それでだ。今夜、俺らとギルドのゴロツキ何人かで、その積み荷をかっぱらってやろうって計画をたててたんだ。夜中にこっそりとギルド宿舎を襲撃してな。積み荷を持ってきた連中は相当腕が立つみたいだったし、交代で見張りをしていることも調べはついていた。無謀といえば無謀だったが……まぁ、無い頭を寄せ合って無い知恵を振り絞って一応、それなりに現実的な作戦を考えてはいた」
「……だけど、その当日の昼間。誰かさんのお節介のせいで計画は頓挫した?」
「……ぶっちゃけな。てめぇーのせいで全部おじゃんだ。割と大事な役割があった俺はウンウン安宿で寝込む羽目になるは、ギルドの奴らとウチの連中の間で喧嘩になるはで散々だよチクショーが」
「謝らないけどね」
「ふん……もういいけどよ。おっと……こっちの道はダメだ。さっきの通りを左に行くぞ」
件のギルド会館……というか街の中心部に近づくにつれて、トカゲとの遭遇率が上がってきた。
なるべく不用意な接触を持たないよう、俺たちは遠回りや回り道をして進んでいく。
トカゲの出没頻度が増えていくのと比例して、瓦礫の量や死体の量も増えているようだった。
それは要するに……。
彼の仲間の生存もまた着実に絶望的なものへとなっていくわけなのだけれど、俺も、そして男も何も言わず、駆け抜ける足をただ動かす。
「……正直、浮かれ過ぎてたんだよ、俺も。明日になれば大金持ちになれるって……薄汚ねーところで薄汚ねーことしなくても、安全の約束された普通の暮らしができるってな。……生まれてこの方まともな生活なんてしたことなかった俺らがようやく真っ当になれるんじゃないかってな」
「それは……」
「わかってるよ。言うんじゃねー」
俺の言葉を遮る、男の吐き捨てるような言葉。
「だからってガキをボコボコにした言い訳にはならねーし、弁解にもならねー。……それに謝る気なんてさらさらねーんだ。俺はよ……俺たちはよ……そういうクズなんだ。元からそういう風にできてるんだ。……だから、わかってる。どんだけ金持ちになろうが、真っ当に生きようと願おうが、なんにも変わらねー。変わってくれねー。……それは無理なことなんだって、わかってるんだよ、ホント……」
「…………」
「……ま、そんなこと今はいい。とにかく俺の仲間だ」
「話の流れから言えば、その手下たちは結局、お頭抜きで計画を実行したわけか」
「……あいつらよ……。俺が……俺が寝込んでいる間に自分たちだけでお宝を手に入れて、そんで俺に褒めて欲しかったんだろうな。『アニキ!俺らにまかしといて下さいよ!』って活き込んで出て行きやがった」
「単にアニキを抜きに山分けしようとしてたとは考えないんだ?」
「そんな賢い頭を持ってたら、こんなチンケな男に従って山賊なんてやってねーよ。……あいつらよぉ……ホント、バカなんだよ。もう……なんだ……とにかくバカがバカ着てバカみたいに歩いてるような大バカなんだよ」
「……それは救いようがないレベルのバカだ」
「まったくな……だから俺ぐらいしか救ってやろうって酔狂な輩がいねーんだよ」
「無事だといいね」
「……ああ……」
かたや異世界から来た異邦人。かたや山賊の頭目。
かたや一方的に殴ったり蹴ったりした方だし、かたや殴られたり蹴られたりした方。
世界の理から爪弾かれそうな者同士お似合いのカップリングなのかなんなのかわからないけれど、とにかく、今の時点で、俺たちは互いに一蓮托生、運命共同体の相方として行動を共にしている。
……相方……か……。
アルルはちゃんとホンス爺さんの家で大人しくしているだろうか?
あの高慢にして高潔にして清廉な残念姫のことだから、こんな街の惨状を目の当たりにしたら、持ち前の義侠心でもって、街を救うべく一人で駆けずり回ったりするんだろう。
街の子供も山賊の一味も関係なく、今まさに窮地にあるすべてのモノをここから救うために。
あの小さな手の平で、あの眩し過ぎる魂ですべての命を掬い上げるために。
――あなたに万が一のことがあったなら、わたくしは悔やんでも悔やみきれないのですわ――
そんな命の中に、もちろん俺も含まれるのだろう。
この世界において俺の体がまだ無理のできない不安定なものだと知っている彼女のことだ。
――あなたに……わたくしの前から消えて欲しくはないのです――
きっとあの丘の上にある小さな家で、コロコロと色んな風に表情を変えながら、とても心配しているんだろうな。
こんなこと俺が頼む道理ではないのかもしれないけれど、ホンス爺さん。
どうかあの姫様から目を離さないでやってくれ。
家から飛び出しそうになったら、ご自慢の斧さばきを披露してでも引き留めてくれ。
――もしもあなたが消えてしまうのなら、わたくしもその場で自害いたしましょう――
そしてどうか……。
俺に万が一があった時はどうか……。
その無駄に健啖なあんたの力でもって、死に急ぐ彼女を全力で止めてくれまいか。
「……よし、次の角を曲がればギルドのある大通りだ」
のっそりと通りを闊歩するトカゲを、うず高く積もった瓦礫の物陰に隠れてやり過ごしながら、山賊の男は体の力を抜き、安堵したように言う。
「ふいぃ……」
「…………」
仲間だと、家族だと言っていた手下たちの無事を祈りながら。
自分を焼き殺す寸前のところまで追い詰めた魔物がゴロゴロいる恐怖心を抑えながら。
山賊の男はずっと気を張ってようやくここまでやってきたのだ。
「どうにかこうにか辿り着けたな……」
極度の緊張状態からの解放。
別段、責められるべきことじゃない。
むしろ、どこまでも人間らしい人間であるこの男にとってみれば、当然の気のゆるみだ。
「……安心するのは早いんじゃない?」
「……こちとら怖くて怖くて生きた心地がしなかったっての。ちょっとくらいホッとさせろやゴラ」
「…………」
だから俺は責めはしない。
その呑気ともいえる態度に呆れもしないし。
その現実を直視しないようにとすっかり麻痺してしまった精神の脆さにも同情だってしない。
他のブロックと比べても明らかに激しい、ここら一帯の破壊の度合い。
吹き抜ける熱波の中に交じって鼻をつく、人が焼ける独特の匂いの一層の濃密さ。
姿は見えなくても断続的に聞こえていたというのに、一切なくなってしまった悲鳴や怒号の類。
その決して短くはない道程に、結局一人も見つけられなかった生存者。
……なぁ?
意気揚々と道案内をしていたあんたは、何回道を行ったり来たりした?
魔物をさけるため……迂回しながらも出来るだけ最短のルートを選んできたため。
それだけじゃないだろ?
あんたは迷ってたんだ。
住み慣れたはずの街。見慣れたはずの街並み。
目印だったはずの商店も、道だったはずの道も。
何もかにもが変わり果てた街の有様に迷ってしまったんだろ?
「よしよし、待ってろよ、てめぇら……。俺が今助けてやっからよ」
「…………」
そして、さきほどから感じる、熱気ともまた違う切り口から肌をヒリ付かせるこの感覚。
……俺は思わず体をわずかに震わせる。
寒気を覚えた?怖気が走った?
そんなわけがない。
これは紛れもなく……。
疑う余地もないくらい、見事なまでの武者震いだった。
戦場の中に漂う殺伐とした空気。
大義があろうがなかろうが構わずに吹き荒れる暴力という名の嵐。
狂気。殺気。瘴気。
悲観。達観。諦観。
そんな救いようもない、一般的には『負』の側にカテゴライズされるものたちが複雑に混じりあうことで生み出された醜悪にして邪悪な渦の乱流。
角を一つ隔てただけの大通りから漏れ出てきたそれにあてられた俺の体は、反射的に感じてしまった。
ああ……なつかしい。
「……おい、てめぇ。……何、笑ってやがる?」
「……ん?」
「……別にそういうわけでもねーか。表情が変わらねーから何考えてるのかさっぱりなんだよ、てめぇ」
「はっはっはっはっはっ!!!」
「なんだよ唐突に!?きめーよ!」
「(ニィィィィ……)」
「こえぇよ!笑えてねーよ!別に俺の言ったことに無理して寄せなくていいから!なんだよその律儀さ!!」
「……ホント、笑える……」
「いや、だから笑えてねーって……」
「よし、それじゃ行こうか」
「……おい、ちょっと待てや」
通りに出ようとする俺の腕を、山賊の男が掴む。
「その前に、礼を言わせてくれ」
「……別に、俺は何もしちゃいないけど」
「いいや、やり方はあれだが、一応俺を助けてくれた。そんで今もこうやって一緒に仲間を助けるのについてきてくれた」
やけに神妙な声。
「別にトカゲとやりあったとか、ありがたい助言をしてくたってわけじゃねーけど、それでも俺一人じゃ、途中で確実に折れちまってたと思う。……だから、ありがとう」
そして、男は自分の懐をゴソゴソとまさぐり、そこから取り出した何かを俺に差し出す。
「こんなもんしかねーけど、受け取ってくれねーか」
形状は球体。
大きさはちょうど男の手の平に収まるくらい。
色合いは黄色……というより光の加減によっては黄金色に輝いているように見える。
最初にチラリと見た時には気が付かなかったけれど、こうやって間近で観察してみれば、その球体の表面は決してツルリと綺麗なものではなく、ところどころに不規則な模様が刻まれてデコボコとしていた。
……というか。
「……いや、これ盗んだものでしょ?」
そう、一度は地面に蒔き散った、男の火事場泥棒の成果の中にこの球体はあった。
ここまでくる道中、さすがに邪魔になるからと全部捨てさせたのだけれど、ちゃっかり懐に隠し持っていたようだ。
「か、勘違いすんじゃーねよ。持ってるのはこれだけだ。……それに、てめぇに渡すためにわざわざ残しておいたわけじゃねーんだからな!」
「唐突にツンデレぶっこまれても対処に困るからやめて」
「んっ!」
「いや、だから……」
「んっ!!」
山賊の男は有無も言わせず、その玉を俺の手に握り込ませ、素早く身を引く。
……サツキに無理矢理傘を貸すカンタか。
「……それによ。別にこれはこのどさくさに紛れてかっぱらったもんじゃねーよ。……例のトカゲのネグラ、あの研究所みたいなところにあったやつなんだ」
「……なるほど」
「正直、侵入したのはいいが、金目の物なんてロクずっぽなくてな。それだって実際、宝石とは違うただの装飾された石ころ。鑑定してもらっても二束三文だったし、持て余してたんだ。これ見よがしに厳重に保管してあったもんで、なんか特別なもんであることは間違いないんだが……とはいえ金にはまったくならねーな」
「なのに肌身離さず持ち歩いていた。それに他の金目の物は素直に置いてきたっていうのに」
「……なんでだろうな?」
「俺に聞かれても」
「どうしてか俺はこの石ころのことを手放せなかったんだよ。別に大事にしてたってわけでも、なんたかんた手元に置かねーとダメだとか思っていたわけじゃねーけど。……それでもな」
そして、そんな石ころが、今は俺の手元にある。
手放せないと言ったくせに、ごくごくあっさりと。
ツンデレ成分そこそこに、男は俺にそれを託した。
いやいやいや。
どこにあったものであろうが、これは盗品。
どれだけバレンタインデーのツンデレ美少女もかくやという具合に可愛らしく手渡されても、盗んだ他人の財産であることに変わりはない。
間違っても聖人君子ではない俺だけれど、そんなものを素直に受け取ることはできない。
「…………」
けれど、手放せない。手放したくない。
なんだろう?
絶対にこれをこれ以上誰かに触らせてはいけないし、触らせたくないという気がしてしまう。
一生肌身離さず、病める時も健やかなる時も、常に共にあらなければと真剣に思ってしまう。
もしもこれが俺以外の他の誰かの手に渡ったと考えるだけでガラにもなく焦燥に駆られ、湧き上がってくる膨大な嫉妬心から発狂してしまいそうになる。
……なんなんだ、一体?
自然と球体に意識が吸い寄せられる。
手のひらの中でクルクルと所産なく転がして感触を確かめ。
上下に揺さぶって重さを確かめ。
ニギニギと握って硬度を確かめる。
それから球体表面の紋様を見つめる。
出鱈目に配置されているようで、その実、どこか規則性や法則性があるようにも思えてくるデコボコとした隆起。
刻まれた模様にも、何も刻まれていないツルリとしたところにも、なんらかの意味があり、なんらかを表現しているような気がする。
そして、既視感がある。
球体そのものに対しても。
何故だか必要以上に気になってしまうこの胸の内にも。
何か想像もできないことがこれから俺を待ち受けているのだという確信にも似た予感にも。
俺には覚えがあった。
……これは『地球儀』だ。
あのアルルを保護した夜。
紅い明滅で交番の中を、俺をアルルを紅く照らして染め上げた、あの『地球儀モドキ』だ。
「……なんなんだ、一体?」
俺はやけに手の平の中にしっくりとくるその球体に向かって、問いかける。
今度は思わず声に出てしまった。
別に返答など期待してはいない。
ただ、なにかとわからないことだらけの現状。
≪
そう、この異世界という場所にやって来てから怒涛のように押し寄せてきたあれやこれや。
アルルから教わったこと、実際に体感したことがある。
理解したこと、まだまだ理解の及ばないところがある。
けれど、それでいてどれもこれもに答えらしい答えも応えらしい応えもないというのが正直なところだ。
どうして俺はここにいる?
アルルに拉致られたからこの世界にいる。
誰も救えなかったという過去を清算し、許してもらいたくて赤い街の真ん中にいる。
……いや、そうじゃない。
そういうことじゃない。
俺が知りたいのはもっともっと根本的で根源的なところ。
どうして俺はここにいる?
どうして俺は生きていなきゃならない?
その必然性。その偶然性。
その意味。その意義。
乱雑に、思わせぶりに散らばるだけ散らばり、まとまりを欠いたすべての事柄。
それに対する揺るがぬ解が。
この『地球儀モドキ』一つの中に集約されているような気がしたのだ。
――はぁ、やれやれ。随分とまぁ遠回りをしたもんじゃの――
……まぁ、応えなんて返ってくるわけもないか。
――とりあえず、これでようやく第一幕。……いいや、ようやくこれから幕を開ける準備をしはじめたというところかの。……にょっほっほっ……。せいぜい楽しませておくれ。≪魔女≫は退屈がお嫌い……じゃよ――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます