第86話 切り札

* 前回の謝罪

「えー前回は第2期作成決定という嘘予告を書き読者の皆様を騙してしまい申し訳ございませんでした」

漆塗りが頭を下げる

「前回の事もありこれ以上読者の皆様にご迷惑をかけるわけにはいかないと誠に勝手ながら今回の話で急遽最終回とさせていただきます、今までご愛読ありがとうございました」


「それでは読者の皆様…最終回お楽しみくだs…」

ガシッ…メキメキメキメキメキメキ…

「おいどういう事だこれはまた読者を騙すつもりか?嘘の最終回でよぉ」

「痛ダダダダダダダダダダッ!顔潰れる!」

「潰れちまえよこれ以上読者を騙すような事書くならよぉ」

「ああああああああああああ!!!」


「本編始まりまーす」



「何だよ…あれ…」

カズが空を見上げると巨大な何かが上空を飛んでいた

「切り札は最後の最後まで取って置くものですよ…私が作ったセルリアンの最高傑作です…その威力見せてあげましょう」

スターが手を挙げた…上空の巨大セルリアンが光のようなものを出し始め、海に向け光を発射した

ドグオオオン!

海の一部が大爆発を起こす

「大気中に存在するサンドスターを集めそれをエネルギーに変換し強力な一撃を放つ…これが私の切り札ですよ、あれはまだそこまで貯めてはいないのであの威力でしたが…もっと貯めることができますよ」

「お前…いつからム●カみてーになりやがった…あれじゃラ●ュタの雷じゃねーか…」

「では次はもう少し時間をかけてパークを一瞬で消してあげましょう…私はこれから君たちに一切手を出しません全力で抗いなさい…」

セルリアンが光を集め始めた

「だがサンドスターロウはもう…」

「言ったでしょうあれは最高傑作だと私に近い性質なんですよ…サンドスターロウが無くてもサンドスターを勝手に変換します…まぁ私みたいに死ねないわけでは無いですがね」

カズ達は走り出した

「一体どうやって止めるんですか!」

「知るか!でも何もやらねーより何かやらねーと!」

「私のジャンプでもあれは届かないよ…」

サーバルは一冊の本を取り出した

そこには…

「いやそれ週間少年ジ●ンプ!ジャンプ違いにも程があるだろ!てゆーかそれ俺のだろ!返せ!」


「アリツさんあのセルリアンの石の場所を見て来てくれるかい?」

「わかりましたオオカミさん」

アリツカゲラは飛んでいった

「パークを一瞬で消せるセルリアンか…ネタにしたいけどまずはこれを片付けなきゃね…」


「また私は足を引っ張るのか…」

背中を斬られたヒグマは動けずにいた

「あまり無理しないでくださいね後は私とリカオンに任せてヒグマさんは休んでいてください」

「すまない…」


その頃スターは…

「私は手を出さないと言いましたが…」



「おいおいなんでこんなにいやがるんだ?」

カズ達はセルリアンに囲まれていた

「やるしかねーらしいな…行くぞ!」

「はい!」「うん!」

カズは刀を、かばんが木刀、サーバルは爪を振るいセルリアンを倒して行くが…

「痛い!」

サーバルが転んでしまった

「サーバルちゃん!」

かばんはサーバルに駆け寄るが…その後ろからセルリアンが

「あ…」

パッカァーン!

「余所見してんじゃねー!!!!」

しかしカズの後ろにセルリアンが…

「しまっ…」


パッカァーン!

セルリアンは巨大な何かに斬り裂かれた

「なんだ…」


「やれやれ…何をやっているんですか?トモカズさんあなたも余所見していたら死んでしまいますよ?」


そこに立っていたのは…

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