パークを護る者

第81話 赤き白獅子

2人はセルリアンを倒して行く

「てっきり平和ボケして戦い方忘れたかと思ったぜ！」

「そっちこそ完全に戦意喪失してただろ！」

爪と木刀がセルリアンの数を減らして行く

「この量…流石にあんたのサンドスターが持たないんじゃねーか？」

「前ならな…だが今は！」

ボォォォォォォォ！

突然シロの体が炎に包まれ

「この炎がある」

それを見たカズは

「ちょっと待てええええええ！お前なにド●ゴンボールのスーパーサ●ヤ人ゴッドみたいになってんだ！」

「いろいろとな…今からこいつら焼き尽くすから絶対そこから動くなよ」

「焼き尽くすって…」

シロは地面に手をつく…

「獅子王技…獅子王焔界（ほむらい）！！！！」

ゴォォォォォォォォォォォ！！！

周りは一瞬で火の海と化す

セルリアンが焼かれて行く…

へいげんに集まったセルリアンはすぐに全滅した…

パチン

シロが指を鳴らすと炎は消えた

「よし！じゃあラスボス戦だ！その前にこっちのまだ若い頃のかばんちゃんと…」

「おいシロ後ろー」

「え？」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「帰りますよ？シロさん」

ガシッ

「待ってまだこれからだからこれからいいとこだからごめんってかばんちゃん！ああああああ！」

デデーン！

「シロアウトー」

遊園地では…

「やれやれ…まさか来てましたか…コウリュウさん」

「あはははは！ヒグマ達が目ぇ覚ましたきようやく動けると思うたら遊園地におまんが来たんじゃ、しかしここを決戦地とするとはのぉ女王決戦篇、黒い野望篇といい遊園地が好きじゃのぉ」

「彼が好きな小説の決戦地が遊園地だからですよ最近終わりましたがね」

「なるほどのぉまあさっさと終わらせるさ」

「あなたなら私を殺せそうですね…コウリュウさん…」

セルリアンが刀を構えコウリュウが拳を構える

「じゃあ始めるぜよ…」

場面は変わり図書館…

「なにも見つからないですね…すみません皆さん…せっかく手伝ってもらっているのに」

「気にするなトモカズの頼みじゃからなそれにパークの危機なら我らも協力するのが道理じゃ」

手がかりを探すが見つからない…そこへ

「ねぇ地下で何か見つけたんだけど」

セイリュウがやってくる

「本当かセイリュウ！案内せい」

「わかったわよ」

再び遊園地へ

ドグオオオン！

「はあ…しぶといのぉ…」

セルリアンを突き飛ばしたコウリュウが肩から血を流しながら呟いた

「早くくたばってくれんか？わしも辛いんじゃ…」

突然コウリュウが後方へ飛んだ

ドオオン！

「まだまだ…こんな楽しい戦いを終わらせたくないですからね」

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

「相変わらず凄い再生力じゃ…」

コウリュウは手から光の剣を出す

「やはり剣には剣じゃな…はあ！」

ガキィン！

「ほぉ…剣技も素晴らしいですね」

2人は斬り合う

コウリュウがセルリアンを斬ればセルリアンがコウリュウを斬る

「始めてですよ私と互角に戦える者と会えたのは」

「はあ！」

コウリュウがセルリアンの左腕を切り落とした

「ぐぅ…」

セルリアンがコウリュウの左腕を切り落とす…

「こうなったら…！」

コウリュウは全身に光を纏う

「これで終わりじゃあ！！！！」

コウリュウはセルリアンに突撃する

「はああああああああ！」

光は遊園地を出て海へ…

「セルリアンの弱点…海へ落ちるが良い…」

ザッパーン！

「終わったか…やれやれ…海へ落ちればいくら奴とて生きてはいられんじゃろ…」

コウリュウは膝をつく…

ザクッ

「なっ……！」

コウリュウの右肩に刀が…

「海へ落ちて死ねるならこんな事しませんよ」

「そんな…はずは…」

ボトッ…

コウリュウの残った右腕が切り落とされた…

「くっ…がは…」

「終わりです…コウリュウさん」

グサ…