第62話 やっべサブタイ思いつかない
「どういう事…ですか?このセルリアンが…ライオン…さん?」
カズは血を吐きながらも話を続ける
「あれは…寄生型セルリアンだ…間違いねぇ…あの動き…ライオンだったんだ…」
「そんな…」
「くくく…そういう事だよ…俺を殺せば
「……………はあああああああああ!」
かばんは刀を構えセルリアンに斬りかかるが…
「どうした?来ないのかい?」
刀が届く前に手を止めていた
「くっ……」
「バレてるんだよ、俺に斬りかかる振りをすれば出て行くと思ったんだろ?」
「うっ………」
「さあ…あんたもここで…」
セルリアンは残ったもう片方の爪を構え…
「消えなぁ!」
振り下ろす…
「ふむ…この形のセルリアンは10年以来だな」
「なっ!」
セルリアンは何者かに吹き飛ばされる
「痛いねぇ…一体誰だい…」
「
突然現れたフレンズはそう名乗った
「ヤタガラス…ふふふ…随分古い輩が来たねぇ…あんたはもう時代遅れなんだよ、今は
「セルリアンの時代?何を言ってるかわからぬな、少し黙っているが良い」
ヤタガラスは再びセルリアンを吹き飛ばした、そして
「久しぶりだな、トモカズよ10年以来か」
「げほっ…ああそうだな…俺が来たのに姿を見せねぇから…くたばったと思ったよ…」
「いろいろあってな、だが余に対してその態度…10年とは恐ろしいものだなあの時はこんな事言わなかったが」
「ほざきやがれ…」
ヤタガラスはカズに近づき手を伸ばした、そこから光が…
「一時的な応急処置だ傷口が開く前に早く逃げよ」
「相変わらず便利だなそれ、俺にも教えてくれよ、あれやりたいんでな」
「残念ながらその方が言うような特殊な呼吸法を使ってるわけではない」
「なんだよ…波●疾走やりたかったぜ…」
「そんな事より今はアレを片付ける方が先であろう?…危ないから少し下がっていろ…」
「…やってくれたねぇ…そろそろ俺も本気で行こうかねぇ…」
セルリアンからサンドスターが出始め…右腕が再生して行く…さらに
「俺はセルリアンだが今はフレンズでもあるからねぇ…」
セルリアンの目が輝き始めた
「あんたら全員ここで消してやる!」
セルリアンがかなりの速さで突っ込んでくる
「無駄なことを…」
セルリアンは飛び上がった
「世の中には必殺技というのがあるらしいねぇ…俺もやってみるよ…」
拳に黒と虹色の光が集まって行き…
「ライオンに寄生してるからねぇ…この名前はどうだい?神仙獅子王拳!」
セルリアンは拳をヤタガラスに向け振り下ろした
ドグオオオオン!
あたりに爆音が響く…
ヤタガラスが立っていた場所は大きなクレーターができていた
「ふふふ…いくら強いと言ってもこの程度かね…」
「その言葉その方にそのまま返そう」
ガシッ
「何!」
「捕らえたぞ、その方はフレンズに寄生しているらしいな…ならこれならどうだ?」
ヤタガラスは手から光を出し始めた
するとセルリアンが苦しみ出した
「ガアアアアアアアア!」
「安心しろ苦しむのはセルリアンであるその方だけだ、宿主にダメージはない」
「ちっ…計画失敗…だねぇ…」
すると黒い何かが飛び出した
「今回は失敗したが…まぁ機会があればまたやろうや」
「逃すか…」
ヤタガラスはライオンから手を離しセルリアンへ向かって行く
「あーらら…ここまでか…すまないねぇ…」
パッカァーン
セルリアンは倒された
「まさかビショップまで倒されるとは…」
ここは遊園地のようである、そして黒い影が…
「いよいよ、私が出向かなくてはいけなくなりましたか…まあいいでしょう、あと少しの間だけその平和を楽しみなさい…」
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