第44話 墓参り

かばんが野生解放の修行中にセルリアンの群れが襲ってきたのが始まりであった

「うみゃ!痛い!」

セルリアンの攻撃を避けた時にサーバルが怪我をしてしまう、傷は浅かったが…

「よくも…よくもサーバルちゃんを!」

かばんの目が輝き始め、手からはサンドスターが出始めた

「これは…野生解放か、セルリアンへの怒りで…」

そして…

「覚悟を決めろ…セルリアン!お前ら全員皆殺しだ!」

かばんは右手で木刀を引きずりながら左手でセルリアンを攻撃する

「オラァ!」

その後かばんは木刀での攻撃、左手で殴り、足で蹴り、さらには頭突きをする、文字通りの暴れっぷりであった

「コレがかばんの野生解放…」

そしてかばんはセルリアンを全て倒した、そして野生解放を解除した

「サーバルちゃん!大丈夫だった?」

「う、うん大丈夫だよ、あはは」

その後ヒグマ達はカズ達と合流した

「あれ?カズさん元に戻ったんですね」

「まあな、ところでどうだったんだ?野生解放」

「出来ました!あとはもう一回できるかどうか…」

「そうかい、良かったな…ありがとよヒグマ」

「いや私は何もしていない、セルリアンへの怒りで野生解放したんだ」

「怒りで覚醒ってサ●ヤ人かよ…まあいいさ帰るぞ」

「はい!」

「またねーヒグマ達ー!」


ヒグマ達と別れたカズ達は…何故か山に向かっていた

「バスで来て正解だったな…持って来たい物も持ってこれたしな」

「カズさんこれは何ですか?」

「それは酒とそれを飲むための物さ…さて着いたな、お前らはここで待っててくれ」

「はいわかりました」

「カズちゃん気を付けてね!」


カズは山の頂上にたどり着いた…そして

「よお…10年以来だな守護神さんよぉ…ずいぶん遅くなっちまって悪かったな…」

カズはそう言うと杯を5つ並べ酒を入れる

「お前らのおかげでパークは何とか残ったよ…ありがとよ、今日は一杯やろうや…」

カズはそのうち1つを飲み干しのこりの4つを石版一枚一枚にかけ始めた

「…待ってろ…フィルターなんざなくてもセルリアンが出てこねー平和なパークに戻す…それまでの辛抱だ…もし平和になったらまたあんたらの…昔話でも説教でも何でも聞いてやるさ…」


カズは石版に背を向け歩き出したその時

ピピピピピピ カズのポケットから音がなる

「もしもし?おふくろ、ああこっちでもいろいろやってるさ…まだ親父は見つかってねーが…必ず見つけるさ、そうだ、姉貴に代わってくれないか?話したい事があるんだ…よお姉貴、世代によって性格が違うフレンズが居るのは本当だった…ああ今のキタキツネはかなり大人しい性格だな、オマケに肉まんよりもじゃぱりまん…いや、じゃぱまんの方が好きだとよコレだけ言いたかったのさ…ああ切るぜ」

カズは山を下る…


-質問コーナー

「質問無しか…まあいいか今回は休もー」

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