第41話 確信

ヒグマは遊園地で見たものを話す

「ツチノコたちが言うように穴が空いていた、そこには以前見た固まった溶岩もあった…しかし、横にはさらに穴が空いていた…なにかを刺したような感じのな」

「つまり奴は、海水をかけられる直前で刀を横にぶっさして石を守ったわけか…おい、その現場見せてくれ」

カズに言われたヒグマは

「わかった、付いてきてくれ」

「待ってください、僕も行きます」

かばんも付いて行こうとするが

「駄目だ、お前はここに残ってろ」

カズに止められた

「もしお前も来たら誰がサーバルあいつを守るんだ?かと言って一緒に連れてくのも危険だ、もし奴が生きてたらどうする」

「…はいわかりました…」

カズはスクーターではなくバスを使った

「こっから遊園地は近いからすぐに着くと思うが油断はするなよヒグマ」

「誰に言っているお前こそやられるなよ」


2人はあっという間に遊園地にたどり着いた

「現場はこっちだ」

ヒグマが案内する

そこには落とし穴があり溶岩があったが削り取ったような跡があった

カズは穴へ入る

溶岩が欠けている横には刀で刺したような穴ができていた

「なるほどな…どうやらあいつは生きてるらしい…これで確信したよ、面倒な事になったな…」

「私たちはあのセルリアンを探す、お前も気をつけろよ」

「へいへいわかったよ…」

その様子を遠くから見る者がいた


「残念気づくのが遅かったですねぇ…トモカズさん、さてこれから面白い事をさせてもらいますよ…フフフ」


カズはその後家に到着した、帰るとすぐにかばんがやって来た

「どうでした?カズさん」

「……生きてやがったよ…かなり面倒な事になっちまった」

「そんな…確かあのセルリアンはヘラジカさんとライオンさんが一緒に戦っても勝てなかったって…」

「ああ、セルリアンの弱点が海水じゃなかったらあの時どうなってたかわかりゃしねーがな…だがあいつはまだ終わってねぇ…」

「カズさん…僕ヒグマさんに野生解放を習ってきます…」

「俺ももっと強くならなきゃならねーな…」

「うみゃー!私も私も!」

サーバルが飛びついてきた

「前の時はあまり活躍できなかったから…私も強くなって役に立ちたい!」

「お前もか…だったら明日ヒグマのところに行ってこい、その間は俺があいつの代わりを務める」

「はい!」

「うん!」

「いいか?絶対に中途半端で帰って来るなよ?もし変わってなかったらクソ不味い料理をおみまいするぞ」

「え?それはちょっと…」

「うみゃー嫌だ!」

「お前らが強くなればいいんだ…ただそれだけさ、さあもう晩飯の時間だ」


3人は夕食の準備を始めた


-質問コーナー

「はい今回も質問コーナー入りまーす

今回は1つだけですのでご了承ください、ファンタグレープのフレンズさんからの質問 A.Bどちらですか?Bです、それではまた次回…ぐふぁ…!」

カズにサンドスターが激突した

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