第37話 ベリーメロン

カズの料理を食べた2人は

「確かにこれは美味しいのです…!」

「以前に不味い料理を作ったやつと同じとは思えないのです」

「カズ!この辛さが病みつきになる料理はなんですか!」

博士の問いにカズは

「エビチリでございます」

と答えた

2人は料理をあっという間に食べ終えてしまった

「じゃあ最後にこれでも出すか、料理ではないがな」

カズは緑色の丸い物体を持って来た

「一体なんなのですか?それは」

「ああこれはメロンと言ってだな」

カズがメロンと言った瞬間

「ブルァアアアアア!」

アルファベットのVに似た何かが飛んで来た、そして

「キャッチマイハート!ベリーメロン!」

よくわからない歌を歌い踊り出した

「お口にとろける〜ベリーメロン」

「ブルァアアアアア!ブルァアアアアア!ベリーメロン」

「なんなのですかこいつは…」

「全くわからないのです…」

「それは丸くて大きい、それは緑でしましま、わったしのこころは釘付け〜」

「いい加減鬱陶しくなって来ましたね博士」

「そうですね助手」

「一度食べれば釘付け〜ブルァアアアアア!ブルァアアアアア!ベリーメロン」

そしてVに似た何かはメロンを勝手に食べ…

「おかわりだ!」

と叫んだ

「もういいおまえ帰れ」

カズは木刀で打ち上げた

打ち上げられる寸前でVは

「一粒の種は100万のメロンを生む。これを忘れるんじゃないぞ・・・」

と言い残して空へ消えていった

「今のはなんだったのですか」

「気にすんなただのビ●トリームだ」

「ただのってかなりやばいのではないですか?いろいろと」

「大丈夫だろ伏せてるし、前なんかBOSSも出してるんだからよ」

「そういうものですかね…」


カズはスクーターに乗り帰ろうとする

「じゃあそろそろ帰るぜ」

「待つのです」

「あ?」

「我々もさばんなちほーに行くのです」

「なんでだよ…」

「久しぶりにかばんやサーバルに会いたいと思いましてね」

「そうかい、じゃあ勝手にしろ」


数時間後

「おい! このバカヤロー!」

博士と助手がカズに叱られている

その理由は…

「お前らが家に着く前に飯くわせろって言ったから結局夜までにつけなかったじゃねーか!」

ここは、じゃんぐるちほーのさばくちほー側のゲート付近、すでに辺りは暗くなっていた

「申し訳ないのです…」

「次からは料理は我慢するのです…飯より宿なのです…」

「いいか、よく聞け、ここをキャンプ地とする!」

-質問コーナー

「ええまずは気分屋さんからの質問、藍様ですか?はいその通りです」

「今回は2つだけですのでこれがラストです、@mikuta0407さんからの質問、ポンコツと呼ばれ続けたラッキービーストさん、一言お願いします。おいポンコツお前が答えろ」

「僕ハポンコツジャナイヨ」

「ポンコツだろ」

「………」

「はい、ポンコツが黙ったので質問コーナーは終わりでーす」


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