第17話

「…っ!」

「どうしましたか?えっとぉ…」

「あ、悪い何でもない大丈夫だ」

「あ、自己紹介がまだでしたねかばんです」

「アライさんなのだ!」

「フェネックだよー」

「私はサーバルだよ!」

「お前がかばんか…じゃあ俺の事は知らねーか俺はパークの外から来た人間、フレンズあんたらからはヒトって言われてるがな、名前はトモカズ、カズって呼んでくれや」

「カズ…さんよろしくお願いします」

「かばんちゃん!ヒトだって!後でいろいろ聞いてみようよ!」

「お話を聞いても大丈夫ですか?」

「別に構わねー、と言いたいところだがもうすぐ夜だおまけに…前来た時もセルリアンがいたしなまた湧いてくる前に移動した方がいい」

「わかりましたじゃあロッジに行きませんか?あそこなら泊まれますし」

「そうだな、あんたらはどうやって行くんだ?俺は移動手段があるが」

「それなら大丈夫だよ!行こうみんな!」

そう言ってサーバル達は何かを持ってきた

「じゃーん!バスだよー!」

何と船を改造してバスにしてしまったのだ

「じゃぱりバス…か…」カズが呟く


カズがスクーターに、四人がバスに乗り込み走り出す


「で、では!すでに出て行った後だと!」

「そんな…我々ですら追いつけないなど…」

カバから話を聞いた二人は項垂れていた

「博士もう諦めて図書館へ帰りましょう」

「そうですね助手…帰りましょう」

その夜さばんなから二つの影が飛び去った


その頃カズ達はロッジに着いた


「いらっしゃいませー、あ!カズさん、それにかばんさん達も!お帰りなさい!」

「お久しぶりですアリツカゲラさん」

「うみゃみゃーだだいまー!」

「ただいまなのだ!」

「ロッジも久しぶりだねー」

「一泊させてもらうぜ」


「わかりましたーではこちらへ」

アリツカゲラは五人を案内する

「何部屋使いますか?」

「三部屋だな、俺は一人であとの四人が一緒の部屋でいいだろ」

「はいわかりましたーではごゆっくりー」


「じゃあカズさんそろそろヒトについて教えてもらえませんか?」

「じゃあ私は先に部屋に入ってるね!」

「わかったよサーバルちゃん」


その後二人はヒトについて話し合ったお互いに眠くなったので寝ることにした

「おやすみなさいカズさん、今日はいろいろありがとうございました」

「いや礼には及ばねーよじゃあな」


その晩

(ここは…港か?…ああ夢見てんのか俺は…)

カズの目の前には何者かが立っていた

(あれは…まさか…じゃあこの夢は…!頼む!)


何者かに黒い何かが迫る

(やめろ…やめてくれ…)


そして…黒い何かに食わr…

「やめてくれええええええええええええええ!!!!!!」

カズは目を覚ました


「はあ…はあ…クソ!クソッタレが!」


第17話 悪夢


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