第14話 充電
「スナネコはすぐ興味がなくなるから気にするな」
「あ、そうなの?」
「まぁいいさ次はこうざんだな、俺は行くぜ」
「機会があればまたな」
「あまり出番はなかったですが満足ぅ…」
カズは二人に見送られこうざんを目指す
図書館ではカズが通り過ぎた時とは違いフレンズがいたが様子がおかしい
「なぜ来ないのです、もう来てもいい頃なのです」
「博士すでに通り過ぎたのでは?」
「…ありえるのです助手」
「では次はへいげんへ行きましょう博士」
しかし博士と呼ばれたフレンズは
「ブルァアアアアアア!」cv若本規夫
「はっ博士!」
「なぜ料理が食べられないのです!我々は料理が食べたいのです!」
「落ち着いてください博士!」
どったんばったん大騒ぎである
追われてるとも知らないカズはこうざんのロープウェイに着いた、ここへ来た目的はスクーターの充電である
スクーターなのにガソリンではないのかと突っ込んではいけない、世の中電気式もあるのだ
「充電はあと何%だ?ポンコツ」
「アト10%ダヨ」
「ギリギリってところか、おいポンコツ見張りを頼む」
「マカセテ」←フラグ
カズはロープウェイを漕ぎ始めた
最初は順調だったが中間あたりからペースが落ちる
「はあ…はあ…くそなんで電動じゃねーんだよ、スクーターのバッテリーも重いしよぉ…」
そう文句を言いながらも頂上へ辿り着く
目当ての場所はすぐに見つかった
「じゃぱりカフェ…ねぇ…」
さばくの時と同じく記憶が蘇る
(これ紅茶って言うんだよ?知ってた?)
カラン、ベルを鳴らしながらカズはカフェに入る そこには
「あら?お客さんかしら?それとも私のファン?」 頭から羽を生やしたフレンズと
「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!
いやま゛っ↓てたよぉ!やっとお客さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃのんむぅ 色々あるよぉ、これね、紅茶って言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!ここからお湯が出るからそれを使ってにぇ!」
白い毛で覆われたフレンズがいた
「いや違うファンでもねーし客でもねー充電しにきただけさ」
「あら?そうなの?残念ね私の歌を聴きにきたのかと思ったわ」
「お客さんじゃないのかぁ〜ペッ!」
「仕方ねー充電してる間は暇だから一杯もらって歌を聴く事にするよ」
「そう?じゃあここで一曲!」
カズ絶体絶命!!!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます