第9話 カレーにスルー
「私はマーゲイよ…」
「俺の事は知ってると思うが…カズだ…」
お互いの自己紹介が終わると二人は…
無言の握手を交わした
「こんな所で同志に会えるとは思わなかったぜ、語り合いたいところだが図書館に行かなきゃならねーからな次会うときに頼む」
「ええ待ってるわ」
カズは走り出した
そしてしんりんちほーにある図書館に着いた、しかし誰もいなかったのである
「誰も居ねーな、スルーでいいか」
そのまましんりんちほーを抜ける
図書館での滞在時間は1分しか無かった
しんりんちほーを超えへいげんちほーにたどり着いたカズを待ち構えて居たのは
「やぁやぁ私はヘラジカだ!」
ヘラジカと名乗るフレンズであった
「お前強いんだってなー!ぜひ私と勝負してみないk…グハアッ!」
カズはわざとウイリーしヘラジカを跳ねた
「悪りぃ、ギアいじったっけロー入っちゃってもうウイリーさ」
しかしヘラジカは何事もなかったかのように立ち上がり言った
「へいげんを抜けたければ私を倒してから行け!」
「なんで?」
「ん?」
「別に倒さなくても勝手に行かせてもらうぜヘラジカさんよぉ」
「ま、待ってくれ一回だけでいいんだ、頼む!」
「はぁ…わかったよ一回だけな、俺もたまには体動かさなきゃいけねーしいい機会かもな」
「よし、ならば早速…でやああああああああ!」
「はぁ!」
ガキイイイイイイィン!
ヘラジカの一撃をカズが受け止める
二人はその後手にした武器を薙ぎ払い、突き、叩きつけるを繰り返した、お互いの力がぶつかり合うたびにサンドスターが飛び散る、勝負は互角であった、このまま終わらないのではないかと思われたが勝負は中断された
「ヘラジカ様!大変でござる!」
「カメレオンか何があった」
カメレオンと呼ばれたフレンズが答える
「突然大量のセルリアンがへいげんに現れたのでござる!、今はライオン達と一緒に戦っているのですが数が多すぎるのでござる!」
「うむわかったすぐに行く!すまんが勝負は終わりだ、機会があればまたやろう!さらばだ!」
しかしカズは
「いや俺も行かせてもらう…一緒に戦うぜ!」
「そうかそれはありがたい!では共に戦おう!カメレオン案内してくれ!」
「承知したでござる!」
二人はカメレオンに続きセルリアンが現れた場所に着いた、フレンズ達が大量のセルリアンと戦っていた
すぐさま二人は戦場へ向かっていった
「遅かったねぇ〜ヘラジカ〜なかなか来ないから大変だったよ〜」
「すまんライオン、さっきまでこいつと勝負していたのでな」
「あ〜ボスが言ってたトモカズっていうヒトね〜」
「あの通信を見てたんなら自己紹介はいらねーな…さっさとこいつら片付けるぞ!」
「ああ!」
「お〜!」
三人はセルリアンの群れへ向かって走り出した
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