第7話 ゲーム対決

「あ、ああいろいろあってな…あはは」

「いろいろ?」

「説明するのだるいから次の*から回想入るからそれ読んでくれ」

「ちょっと待ってどういう事よ!」

ギンギツネの叫びも虚しく回想に入った

時は数時間前に遡る

吹雪の中カズはある建物を見つけた

「やっと見つけたぞおおおお!!」

カズはスクーターを押しながら全速力で走った、その突進で何体かセルリアンがパッカーンしたがカズは気にする事なく走り続け目的地へたどり着いた

「はぁ…はぁ…やっと着いた…あとは中に入って吹雪が止むまで待つ…だ…け…」ドサッ

カズは扉を開ける前に力尽き倒れ意識を失った

「というわけだ、吹雪が止んだらすぐに行くからそれまで居させてくれ」

「まあだいたいわかったわ…大変だったのね…吹雪が止むまでゆっくりしてなさい」

「ねぇカズ、ゲームしようよ」

「こらキタキツネ無茶言わないの疲れてるんだから、ごめんなさいねこの子ゲームが好きなのよ」

「ええ〜やだ〜一回遊んでから〜」

キタキツネが駄々をこねる

「わかったよ一回目だけな」

「ホント!やったー!」

…………………

「また負けたぁ…強すぎるよぉ…」

「俺は全キャラの連続技を覚えてるからなそう簡単にやられねーよ」

「ねぇもう一回!もう一回だけだから!」

「やりたいがなぁ…」

カズは外を見た、吹雪は止んでいるため出発するなら絶好の機会だ

「悪いがそろそろ行かせてもらうぜ、まぁまた機会があったら対戦しようや」

「ホント?約束だよ!」

「ああ約束だ…」

ギンギツネがカズに礼を言った

「ありがとうねキタキツネと遊んでくれて」

「いや気にすんな結構楽しかったしな」

「あっそうだキタキツネと遊んでくれたお礼にこれあげるわ」

ギンギツネは紙のような物を渡した

「こっこいつは!」


「「なぜもう居ないのですか!」」

「そう言われましても…」

アリツカゲラが答えた

「こうなったら次はゆきやまちほーに向かいましょう博士!」

「そうですね助手!急いで向かうのです!」

2つの影はロッジから勢いよく飛び出していった


「こいつは!PPPのチケット!」

カズが叫んだ

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