第7話 ゲーム対決
「あ、ああいろいろあってな…あはは」
「いろいろ?」
「説明するのだるいから次の*から回想入るからそれ読んでくれ」
「ちょっと待ってどういう事よ!」
ギンギツネの叫びも虚しく回想に入った
*
時は数時間前に遡る
吹雪の中カズはある建物を見つけた
「やっと見つけたぞおおおお!!」
カズはスクーターを押しながら全速力で走った、その突進で何体かセルリアンがパッカーンしたがカズは気にする事なく走り続け目的地へたどり着いた
「はぁ…はぁ…やっと着いた…あとは中に入って吹雪が止むまで待つ…だ…け…」ドサッ
カズは扉を開ける前に力尽き倒れ意識を失った
*
「というわけだ、吹雪が止んだらすぐに行くからそれまで居させてくれ」
「まあだいたいわかったわ…大変だったのね…吹雪が止むまでゆっくりしてなさい」
「ねぇカズ、ゲームしようよ」
「こらキタキツネ無茶言わないの疲れてるんだから、ごめんなさいねこの子ゲームが好きなのよ」
「ええ〜やだ〜一回遊んでから〜」
キタキツネが駄々をこねる
「わかったよ一回目だけな」
「ホント!やったー!」
…………………
「また負けたぁ…強すぎるよぉ…」
「俺は全キャラの連続技を覚えてるからなそう簡単にやられねーよ」
「ねぇもう一回!もう一回だけだから!」
「やりたいがなぁ…」
カズは外を見た、吹雪は止んでいるため出発するなら絶好の機会だ
「悪いがそろそろ行かせてもらうぜ、まぁまた機会があったら対戦しようや」
「ホント?約束だよ!」
「ああ約束だ…」
ギンギツネがカズに礼を言った
「ありがとうねキタキツネと遊んでくれて」
「いや気にすんな結構楽しかったしな」
「あっそうだキタキツネと遊んでくれたお礼にこれあげるわ」
ギンギツネは紙のような物を渡した
「こっこいつは!」
「「なぜもう居ないのですか!」」
「そう言われましても…」
アリツカゲラが答えた
「こうなったら次はゆきやまちほーに向かいましょう博士!」
「そうですね助手!急いで向かうのです!」
2つの影はロッジから勢いよく飛び出していった
「こいつは!PPPのチケット!」
カズが叫んだ
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