第一章 座敷童誘拐事件 ──憧れの作家は人間じゃありませんでした──6

 夏樹の運転する車に御崎禅と共に乗り込み、連れていかれた先は、随分と立派な和風の屋敷だった。

 威風堂々とした門の脇は、右にも左にも白い塀が延々続く。塀の向こうには見事な枝ぶりの松が見えた。おかげであさひの頭に真っ先に浮かんだのは、刀にイレズミに着流しな感じのにんきよう映画だ。まさかここはヤクザ屋さんの親分のおうちなのだろうか。

「違いますよ、瀬名さん。こちらはもうりようのお家です」

「えっ」

「ちーがーうって。ここ、かじわらぜんぞう氏のお家」

 夏樹が指差した先には、確かに「梶原」と書かれた表札が出ている。

「瀬名さんってさー、ニュース見る方? 聞き覚えあるんじゃない、梶原善藏って」

 言われてみれば、覚えのある名前だ。確か数日前、政治家の汚職疑惑がらみのニュースで、この名前が出ていた気がする。

「というわけで、記者さんに目をつけられないうちに中に入れてもらおう」

 車ごと家の裏手に回り、勝手口らしき場所につけられているインターホンを夏樹が押す。すると、ややあって家政婦さんらしき年配の女性が出てきた。

 女性は夏樹が見せた警察手帳にはっとしたように姿勢を正し、ついで御崎禅のすこぶる整った顔を見てぽっと頰を赤らめ、最後にあさひを見て実にいぶかしげな顔をした。あさひとしては、気にしないでくださいという顔で微妙な会釈を返す以外ない。この場で自分だけが明らかに浮いているのはよくわかっている。

 女性の案内で、応接間らしき部屋に通された。屋敷の外観は和風だが、通された部屋は洋間で、正座の苦手なあさひはほっとした。革張りのソファと重厚なテーブル、壁に掛かった絵はドガのようだが、まさか本物だろうか。キャビネットの中にはバカラらしきグラスがずらりと並んでいる。

 あさひはなんとか記憶をさらい、梶原善藏が何者だったかを脳内検索してみた。

 確か、もう引退した大物政治家だ。引退してもなおその影響力は政界に及んでいるという噂で、息子も国会議員をしている。今回の疑惑は息子の方の話だったはずだが、詳細までは覚えていなかった。

「あの、今ニュースになってるのって、どういう内容でしたっけ?」

かい献金ですよ」

 あさひが尋ねると、御崎禅がそう教えてくれた。

「資金管理団体から党の支部へ送った献金と全く同じ金額が、同じ日に支部から善藏氏の息子のもと氏へ振り込まれていたんです。資金管理団体から直接の寄付を受けると政治資金規正法違反なので、ごまかすために支部を使って迂回したんではないかという疑いが持たれています」

「……質問があります」

「はい、どうぞ」

「汚職疑惑の捜査に、どうして林原さんや先生が? 異捜のお仕事って、人間じゃない人がからんだ事件の捜査ですよね」

「人間じゃない人、というのもなかなかに矛盾した表現ですね。でもその通り、汚職疑惑の捜査で呼ばれたわけではありません」

「じゃあ、何の捜査なんですか?」

 あさひが首をかしげると、夏樹が答えた。

「実はさ。誘拐事件なんだよね」

「ええっ!?」

 それはまた穏やかではない。

 しかし、誘拐事件の捜査を、なぜ異捜が行うのだろう。この家の誰かを、化け物がさらったとでもいうのだろうか。

「詳しいことは、これから聞けますよ。──ほら、魑魅魍魎のご登場です」

 御崎禅が視線を扉の方に向けた。

 直後、その扉が開き、和服をまとった老人が入ってきた。

 髪はほぼ白髪となり果てているが、精力みなぎるその顔からはあまり老いは感じなかった。決して背は高くないのだが、全身から発する威圧感はただものではない。あさひも顔くらいはテレビで見たことがある。

 梶原善藏はおにがわらのごとき顔でぐいとこちらをへいげいし、口を開いた。

「──魑魅魍魎とは言ってくれるな」

「日本では、国会とは魑魅魍魎がばつする場所だとよく言うでしょう。もちろん、日本だけの話ではありませんが」

 ひるむことなく答える御崎禅に、梶原は太い声で笑った。

「魑魅魍魎はお前の方じゃないのか。警視庁が外国産の化け物を飼ってるとかいう話なら、私も聞いたことがある」

「飼われているという言い方は気に入りませんね。しかし、あなたほどの人であれば、まあ色々聞き知っていてもおかしくはないでしょう。元官房長官の梶原善藏さん」

「随分来るのが遅かったな。今夜はもう来ないのかと思っていたぞ」

「このくらいの時間の方が、僕にとっては都合がいいんですよ。夜型なものでね」

 御崎禅が言う。梶原はもう一度笑い、

「ふむ、気に入った。肝の据わった奴は嫌いじゃない」

 そう言って、御崎禅の向かいのソファにどっかりと腰を下ろした。

 御崎禅から夏樹の方に視線を移し、

「で、お前さんが、異捜の刑事か」

「警視庁捜査一課異質事件捜査係の林原です。本日は、お話を伺いに参りました」

 夏樹が梶原に名刺を渡す。政界の大物相手にさして緊張した様子もないのがすごい。

 梶原はちらと名刺に目を向け、すぐにテーブルに放り出した。あさひには目もくれない。もしかしたら最初から視界に入っていないのかもしれない。

「さて、時間がもったいないから、さっさと本題に入ろう」

 そして梶原は、実に重々しい口調で、異捜の刑事を呼びつけた理由を口にした。

「──うちのしきわらしが誘拐された。さっさと連れ戻してくれ」


 至極真面目な様子の梶原の顔を見ながら、ええと座敷童って何だったっけとあさひは思った。

 確か、子供の姿をしたようかいだった気がする。が、それ以上詳細を思い出そうとすると、なぜか頭の中にみずたにゆたかの顔が浮かぶ。たぶん、以前観た『HOME いとしのしきわらし』という映画のせいだろう。ほのぼのとした映画だったな、お祭のシーンが泣けたなあなどと思ったところで、あさひは自分が軽く現実逃避していることに気づいた。いや、そんな場合ではない。

「うちはもともと東北の出でな。代々、座敷童が家に住みついていたんだ。私の代で東京に出てきたときに、なぜか一緒についてきた」

「それは珍しいですね。座敷童は家にくのが普通なのに」

 御崎禅も至極真面目な顔で、そう返す。やっぱり本当にいるのか座敷童。吸血鬼が実在するのだから、座敷童がいてもおかしくはないが。

 しかしどうやら、今回の事件は、人外の存在が被害者側ということらしい。

「座敷童というのは、家を富み栄えさせる妖怪だというじゃないか。だから東北にいた頃から、座敷童が出る部屋にはおもちゃをたくさん置いて、大事にしていた。こっちに出てきてからもそうだ。部屋を一つ子供部屋に仕立てて、遊び相手を雇って世話をさせていた。といっても、座敷童は誰にでも見えるもんじゃないらしくて、見える奴を探して雇うのはなかなか骨が折れたがな」

 ふん、と鼻を鳴らして、梶原はソファにもたれかかる。

「昔は私にも見えたんだ。子供の頃の話だがな。知らん顔の男の子が『遊ぼう』と言ってきて、しばらく家の中でかくれんぼして遊んだ覚えがある。だが、最近ではとんと見えなくなってな。それでも気配だけはなんとなく感じていた。……それが、ここ数日ぱったりと消えおった。消えたと同時に、あの報道だ。まさか迂回献金とはな」

 あの馬鹿息子が、と梶原が口の中で言葉をつぶすようにしながらつぶやく。

 そして梶原は、一枚のメモを取り出した。

「誰が座敷童をさらったのかは、わかってる。これがそいつの名前と住所だ」

 テーブルの上に投げて寄越す。

 夏樹が拾い上げ、紙面に目を走らせた。

もとむら。何者ですか?」

「座敷童の遊び相手に雇った女だ。この女の前に雇ってたばあさんが、年のせいで体にがたがきてな。そろそろ子供の相手もつらいってんで、別のを雇ったら──あの女、うちの座敷童をさらいおった。雇ってやった恩をあだで返しおってからに」

「誘拐というからには、何らかの要求が、この本村有紀子さんからあったんですか?」

 御崎禅が尋ねた。

 梶原はいらいらした視線を御崎禅に向け、

「そんなものはない。だが、あの女が座敷童を連れて行ったんだ。誘拐だろう」

「座敷童が自分からこの家を出て、彼女の家に行ったのかもしれないでしょう」

「そんなはずはない」

「なぜそう思うのですか?」

 御崎禅が尋ねた。

 梶原が口をつぐんだ。への字に唇を曲げ、ぎろりと御崎禅をにらむ。

 御崎禅は優雅な、しかしどこか冷たい笑みを浮かべて、言った。

「──座敷童が出て行った家は傾く」

 びくり、と一瞬梶原の肩が揺れた。

 御崎禅は軽く目を細め、続けた。

「人間達の間でも有名な話のはずです。座敷童はその家を富ませる、しかし座敷童が出ていくと、その家は途端に零落する。あなたは、それが怖いのでしょう。だから、座敷童が自ら出て行ったのではなく、誰かにさらわれたのだと思いたいのでは?」

「……『あれ』は、ずっとうちにいたんだ。大事にもしていた。そうだ、とても大事にな。だから、自分から出ていく理由など、ないはずだ」

「さて、それはどうでしょう」

 御崎禅はそう言って、じっと梶原の目を見つめた。梶原の心の中を読むかのように。

 やがて耐え切れなくなったか、梶原が目をそらした。

 どん、とテーブルにこぶしたたきつけ、立ち上がる。

「とにかく、さっさと連れ戻せ! 別にあの女を逮捕しろとは言わん、座敷童が戻りさえすればいい! 話は以上だ、とっとと帰れ!」

 梶原はそうわめくと、乱暴に扉を開けて出て行ってしまった。

 その後、同じ扉からひょっこり顔をのぞかせたのは、例の家政婦らしき女性だった。のみが載ったお盆を手に持っている。

「……あのー、すみません。お茶をお出しするのが遅れてしまいまして……」

「ああ、かまいませんよ。我々も、そろそろ帰るところです」

 御崎禅がにっこり笑って言うと、女性はあからさまに頰を染め、そうですかすみませんと口の中でもごもご呟いた。

 その様に、夏樹が小声で御崎禅に言う。

「この女殺し」

「失礼なことを言うんじゃありません」

 御崎禅が小声で返す。

 それから、ふと思いついたという顔で、御崎禅は再び女性を見つめた。

「ああ、すみません。ひとつお願いがあるんですが」

「は、はいっ、何でございましょう!?」

 何なりとお申し付けくださいと言わんばかりの様子で、女性が言う。この出来の良すぎる顔と甘い声さえあれば、世の中の大抵の女性は御崎禅の頼みを聞いてしまうに違いない。

 しかし、御崎禅が女性にしたお願いは、奇妙なものだった。

「座敷童の部屋を、見せていただけませんか?」

「え? あ、はい、かまいませんよ」

 女性はげんそうにしつつも、座敷童が住んでいたという部屋に案内してくれた。

 その部屋は、屋敷の隅にある小さな部屋だった。この家は和室と洋間が入り交じっているようで、どうやら洋間は割と最近リフォームしたものらしい。和室は洋間に比べるとどこか古びた印象で、ただ畳だけが入れ替えたばかりらしく青々としていた。

 そして、畳の上に散らばるのは、たくさんの子供のおもちゃだった。

 子供向け番組に出てくる変身ヒーローの人形、ぬいぐるみ、ボードゲーム、レゴシリーズにマンガ雑誌。それだけではない。部屋の中には大型テレビが設置されており、最新型のゲーム機が幾つもその前に並べられ、棚にはゲームソフトがぎっしり並んでいた。

「おかしな部屋でしょう?」

 ここまで案内してくれた女性は、座敷童が見えていたわけではないようだ。この部屋に本当に座敷童がいたとは夢にも思っていない口調で、

おおだん様は、ちょっと変わった方なんです。迷信深いっていうんですかねえ……しきわらしがいるから、なんてへんてこな理由で、こんなにおもちゃ置いて、遊び相手まで雇って。誰も使わないのにこんなにおもちゃ買うくらいなら、少しはあきひと坊ちゃまに使わせてあげればいいのにって、いつも思うんですよ」

「明人坊ちゃま?」

「……ああいえ、私がこんなこと言ってたなんて、大旦那様には内緒ですよ」

 女性は、余計なことを言ってしまったというような感じに顔をしかめた。

 座敷童の部屋を出たところで、御崎禅がふっと右手の方向を振り返った。

 つられてあさひもそっちを見ると、階段の陰から、子供の顔が覗いていた。男の子だった。

 まさか座敷童、とあさひが思ったとき、女性がその子に向かって呼びかけた。

「明人坊ちゃま! まだ起きていらしたんですか?」

 びくっとして子供の顔が一度引っ込み、それからまたそろそろとこちらを覗く。

「あの子は誰ですか?」

 御崎禅が女性に尋ねる。

「旦那様の──基喜さんの、お子様ですよ。明人坊ちゃまです」

「少し話をしてもいいでしょうか?」

「え? あ、ええ……どうぞ」

 すると御崎禅は、なぜかあさひの背中を軽く押した。

「瀬名さん。行ってきてください」

「え!? 何でわたしが」

「あの子が見ていたのはあなたです。それに、一般的に女性の方が小さな子供に警戒心を抱かれずに済むそうですよ。座敷童のことを知っているかどうか、いてきてください」

 言われて、あさひはおずおずと明人の方に歩み寄った。

 明人は、あさひが自分の方に来るのを見るとまた顔を引っ込めた。が、あさひが正面に回り込んでみると、階段に座り込んだままでいたことがわかった。小学校低学年くらいだろうか。青いパジャマ姿で、ひざを抱えている。

「こんばんは」

 少し腰をかがめるようにして明人の顔を覗き込み、あさひがそう呼びかけると、明人は上目遣いにあさひを見上げ、小さな声でこんばんはと返した。

 そして、やはり小さな声で、「さくら先生じゃないんだ」とつぶやいた。

「さくら先生って?」

「幼稚園のときの先生。ちょっと似てたから、間違えた」

「あー……そう。ごめんね、さくら先生じゃなくて」

 あさひは苦笑した。昔から、人違いをされることが割に多いのだ。結構な確率で、初めて会った人から「小学校の頃に同じクラスだった誰それに似ている」などと言われる。親しみやすい顔といえば聞こえはいいが、つまりは余程平凡な顔立ちということなのだろう。

 しかし、おかげで明人から話を聞くことができそうだ。

「ここで何してるの? もう十時過ぎてるよ、早く寝ないと怒られちゃうよ?」

「……そっちこそ、あの部屋で何してたの?」

 明人がうたぐり深そうな目をして尋ねてきた。

「ええとね、あの部屋に座敷童がいたっていうから、見に来たの。ねえ、明人くんは、座敷童見たことある?」

「……そんなのいないもん! 馬っ鹿じゃないの!」

 明人の反応はなかなか強烈だった。

「おじいちゃんはちょっと頭がおかしいんだ。誰もいない部屋におもちゃをたくさん置いて、ぼくが触ると怒るんだ! ぼくがゲームやろうとすると、そんなのやると馬鹿になるって怒るのに、あの部屋には新しいゲーム機たくさん置いてさ!」

 みつくように明人がわめく。

 あまりの反応に、あさひは思わず御崎禅の方を振り返った。

 御崎禅は先程の位置から動かず、ただ静かにこちらを見つめている。先を続けろと言われている気がして、あさひはまた明人に向き直った。

「それじゃ明人くんは、座敷童を見たり、一緒に遊んだりしたことはないのね?」

「あるわけないよ、だってそんなのいないんだから! うちで座敷童がいるなんて言うのは、おじいちゃんと有紀子さんだけだよ。二人とも頭が変なんだ!」

 つまり梶原の息子夫婦も座敷童を見たことがないということらしい。

 そこへ、いきなり怒号が響いた。

「明人! まだ起きてるのか!」

 梶原が廊下に立っていた。明人の声を聞いて出てきたらしい。

 明人は梶原の顔を見るやいなや立ち上がり、ものも言わずに階段を駆け上がっていく。梶原が階段の下まで来たときにはもう、明人の姿は見えなくなっていた。

「さっさと寝ないか! 眠くないなら勉強でもしてろ!」

 それでも梶原は、明人が消えた二階に向かってそう怒鳴り散らす。怖い。あさひは自分が怒鳴られたわけでもないのに、その場ですくみ上がった。

 と、いつの間にかあさひの横に来ていた夏樹が、あさひの肩に手を置いて言った。

「ちょっと梶原さん、そんな風に怒鳴らなくてもいいんじゃないですか? そういう育て方すると、いずれ子供も誰かに怒鳴り散らすようになっちゃいますよ」

「黙れ。あの子の親がろくにしつけもせんから、私がしつけるしかないんだ」

「といいますと?」

 夏樹がごく自然に促す。

 梶原は苦い顔で、

「あれの母親は、今日も愛人のところだ。父親は忙しい。特に今は、例の件でばたばたしているからな。帰ってきたって、息子にかまう暇などない。ならば、私があの子にあれこれ言うしかなかろう」

「へーえ……そうですか」

 そりゃ大変ですね、と夏樹が肩をすくめる。

 さらりと梶原家の家庭の事情を訊き出してみせた夏樹に、あさひは少し驚いた。あまり刑事らしくない人だと思っていたが、そうでもないのかもしれない。

 梶原も、言う必要のないことを言ってしまったと気づいたのだろう。少しばつの悪そうな顔で夏樹をにらみ、

「うちの孫にかまう暇があるなら、さっさと座敷童を連れ戻してこい。わかったな」

 吐き捨てるようにそう言って、梶原はきびすを返した。

 それを見送り、御崎禅がぼそりと呟く。

「──成程。ここの家族は、誰もがお互いの顔を見ていないようですね」

 それはひどく印象的な呟きに思えて、あさひは御崎禅を振り返った。

 美しい吸血鬼はもう一度だけ、ちらと座敷童の部屋の中に視線を投げ、そして「今日はもう帰りましょう」とあさひ達を促した。

「今夜これから女性のもとを訪ねるには、少々遅すぎますからね。明日あした、もう少し早い時間に行くことにしましょう。──本村有紀子さんの家にね」

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