第5話 私自身がアスペルガーじゃん
まあ、公園で愛を説いた人とか、オヤジとかのことを考えてふと、わが身を照らしてみると、
「私こそがアスペルガーじゃん」
ということに気付いたのだった。
そういえば、そうである。
どこにいても、私の存在は浮いている。何だかわからないことに熱をもって力説するし、人の話を一生懸命に聞いているのであるが、何だか聞いているのか、何なのかわからない。
感じがわからないというのも当たっている。
まあ、コンビニ夜勤をやり過ぎて、交流する力が落ちているのもあるのかもしれないが、とにかく対人的なものに関してのズレが甚だしい。
こんなことではだめだと思うがもう引き返せない。では、死ぬしかないのか。まあ、そんなことは一ミリも思っていないが、あと、それにアスペとも決まったわけではないので、いろいろやって、その結果をこの小説に載せてゆこうと思っております。
そんなに思いつめなくてもいいような気もするんですよね。それにみんな、多かれ少なかれ、コミュニケーションには失敗するし、コミュニケーションってそういうものじゃないですか。
少なくとも公園で愛は説かないからましだとは思うけど、でも、とりあえず、私は髪を切って、スーツを買って仕事を探したいがそんなことをしたくない自分もいる。しなくてもいいだろう。
とかウダウダ考えます。あ、とりあえず私は誰かを急に罵倒することはないですから。あと、あんまり暗くなるようなことも書きたくないですね。世の中年ニートが明るくなるようなニュースをお送りしたいです。
尖閣諸島の天気予報とかね。あ、それは微妙か。
或る中年男性の小冒険 popyontarou @tonitonitonimonono
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