第32話 始まり…帰省8…寄り道2

昨夜の余韻が残ってた2人は

激しく愛し合った後…


30分位寝てしまった。


先に起きたかすみが たくみにキスして 


たくみ 起きて…

シャワー 浴びていこうよ。」


「かすみ…おかげさまで

落ち着いたわ♪かすみもやろ(笑)」


「うん(笑) 一緒にシャワー浴びよ。」


「そうやね。浴びて 早く向かわないとな。ホテルに寄るのは予定外やったからな(笑)」


シャワーを浴びて 着替えて、マスクと帽子とサングラスをし、会計をして部屋から出て 急いで車に乗りかすみの運転で 高速に乗った。


「予定外だったけど 

これで実家で落ち着いていられるね(笑)」


「そうだな♪俺…ご両親とお兄さん達に会うの楽しみだけど きなこちゃんをなでなでしたいんだ♪」


「きなこ 喜ぶよ~♪最初は吠えるけど人なつこいから大丈夫だよ。」


「運転大丈夫か?いつでも

変わるからな。」


「大丈夫だよ。まだ遠いけど

あそこのサービスエリアに寄るから、その時に運転交代しよ♪ 

それまで寝ててもいいよ。」


「お言葉に甘えて 眠ってるわ。

おやすみ……」


すぐに たくみ寝てしまった。それから 1時間 車を走らせ途中のサービスエリアに寄って

たくみを起こした。


たくみ起きて♪

和田に着いたよ。休憩しよう」


背伸びしながら


「ん~~ 寝たからスッキリしたわ♪かすみ… ありがとうな♪

腹減ったし、買いにいこう。」


「うん トイレもいきたい。

あっ、メール……。お母さんからで夕飯、作って待ってるから お腹 空かせてきなさい。だって(笑)……楽しみにしてると返信したよ(笑) でも 軽く食べよう。お腹空いたから。」


「そうやね。」


車から降り売店でおにぎりと

お茶を買って車の中で食べて 

たくみの運転で

サービスエリアを後にした。


そこから 運転を交代しながら

3時間位で、かすみの地元に着き

高速をおりて 一般道を走行してた。


「ここが かすみの地元か♪」


「うん。 家まで時間かかるから 

先にガソリンいれていくね。もちろん、ポイントも貯まる

スタンドだよ。」


少し 走った所にあるガソリンスタンドに寄り、ガソリンを満タンにし、かすみの運転で 実家に向かった。


「◯◯◯公園 やって。」


「ここの公園は遊歩道になってて 春になると 桜が綺麗に咲くんだよ。ライトアップもされて幻想的になるんだよ。」


「そうか~♪ 春にきてみたいな。

俺とかすみと俺らの子供と。」


「そうだね~♪たくみにそっくりの男の子かも♪」


「かすみに 似た女の子でも

可愛いやん。」


「子供か…結婚したらすぐに

欲しいね♪」


「そうだな~。」


「後 もう少しだよ。

落ち着いてね。」


30分、車を走らせると 

実家が見えてきた。


「あそこの家が3件 建っている所が実家だよ?」


「お~ あそこか。緊張してきた。」


実家に到着し 車を駐車場に停めて

車から降りたら、


「ワンワン。クゥ~ン」


ブンブン尻尾を振ったきなこが

走ってきて かすみに飛びかかってきた。


「きなこ~ ただいま。」


たくみの方に近づいて 

においを嗅ぎ始めた。


「きなこちゃん 初めまして。」


中腰になったたくみの手を舐めはじめお腹をみせた。


「よし いいこやね。お腹なでなでしてやるからな。」


「きなこ~ よかったね♪

たくみ 気に入られたみたいだよ。」


「そうか~。よかった。」


そこへ……


「おっ!かすみ、おかえり!

安田やすださん いらっしゃい。兄のやまとです。

その節はありがとうございました。」


「こんにちは。安田やすだです。いえ。覚えててくださって嬉しかったです。」


「あれは 恥ずかしいところをみせてしまったので 忘れられない思い出です。こんなところであれですから 家の中へどうぞ。」


「はい。」


「お兄ちゃん みんなは?」


「いるよ♪ かえでのテンションは落ち着いてきたと思う(笑)」


(ガラッ)


玄関の扉をあけ


「かすみと安田やすださんが

きたぞ。」


(バタバタ バタバタ)


すばるはな

走ってきた。


「かっちゃん♪ おかえりなさい。やすださん こんにちは。

はじめまして。さくらいすばるです。」


「わ~い♪かっちゃん♪おかえりなさい。やすださん、こんにちは。さくらい はなです。

きょうは、おうちにきていただいてありがとうございます。」


深々とお辞儀した。


「ただいま。えらいね。ふたり共 

よくできました。」


「ぼくたちが かんがえたんだ。

ねっ♪はな」


「うん」


すばるくんとはなちゃんありがとう。はじめまして。安田やすだたくみといいます。よろしくね。」


「それでは あがって下さい。」


「はい、お邪魔します。」


居間に通された。


「こちらで お待ちになってて

下さい。かすみ…母さんと父さん呼んでくるから飲み物でも 飲んでな。

すーとはーもじいちゃんとばあちゃん 

呼びにいくか?」


「ぼくはいかない。かっちゃんとやすださんとまってるよ。」


「はなもここにいるから 

ぱぱ よんできなさい。」


「はいよ。いいこで 待ってるんだぞ。」


やまとが両親を呼びに

いった。


「やすださん おおきいて、してますね。あくしゅしてください。」


「いいよ。握手しようね。」


はなの手を 両手で 

すっぽりつつんで あげた。


「やすださん ぼくも 

あくしゅしてください。」


「もちろん いいよ。」


「わ~い ありがとう♪」


ご満悦の子ども達


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