第33話 始まり…かすみの実家へ

すばるはな

たくみが気に入った様子に

かすみも 安心していたら

すばる


「やすださん かっちゃんのこと 

すきなの?」


「好きだよ。」


「よかった~♪ぼくも かっちゃんのことだいすきなんだ♪」


「はなも、かっちゃんのこと 

だいすきなんだよ。やすださんといっしょ♪」


「そうか~ かっちゃんのどこが

好きなの?」


「ぜんぶだよ。ねっ!すばる。」


「うん♪ やすださんは?」


「俺も 全部だよ♪一緒やね♪」


「わ~い♪いっしょ♪いっしょ♪」


嬉しさのあまり たくみ

ほっぺに キスする はな

たくみに抱きつく すばる


「うわ~~ もてもてやな(笑)」


すばるはな

かっちゃんにはしてくれないの(笑)」


「かっちゃんには あとでやってあげるよ。」


「ぼくは 今やるよ。」


かすみに抱きつくすばる


「かっちゃん だいすき♪」


「ありがとう。かっちゃんも

大好きだよ。」


そこへ 両親、やまと夫婦、はやて夫婦、かえでが 居間に入ってきて座った。


安田やすださん初めまして。

かすみの父です。

今日は遠い所 お越しくださってありがとうございます。」


安田やすださん 初めまして。かすみの母です。

今日は会えるのを楽しみにして

おりました。ゆっくりとしていって下さいね。」


安田やすださんとは2回目になりますが兄のやまとです。家内のすずとチビ二人の4人家族です。」


「初めまして。妻のすずともうします。あの…子供達と遊んでいただきありがとうございました。少し緊張しています。」


安田やすださん初めまして。兄のはやてです。

こっちは奥さんのりんです。ゆっくりしていって下さい。」


「初めまして。妻のりんといいます。ゆっくりしていって下さい。」


「あっ!私の番…あの…初めまして。姉のかえでです。

宜しくお願いします。」


「初めまして。安田やすだたくみともうします。

緊張しておりますが

宜しくお願いします。」


安田やすださん 

嫌いな食べ物ありますか?」


「いえ…」


「よかったわ。夕飯を食べていって下さいね。すずちゃん、かえで手伝って。

りんちゃんは休んでな。」


「はい。ありがとうございます。」


「りーちゃん 具合悪いの?」


「かっちゃん 実は…赤ちゃんできたの。今 二ヶ月なの。」


「そうなんだ。おめでとう♪

はやてお兄ちゃん 

よかったね。」


「お~ ありがとう♪」


安田やすださん 足、崩していいですよ。俺達、ネクストのファンなんです♪だから かすみから安田やすださんの名前を聞いた時は 

マジと思いました。」


「そうなんですよ。自宅に戻ってからのパパのテンションすごかったの(笑)」


かえでお姉ちゃんだけだと思ってたらお兄ちゃんもだったのか。」


「今は落ち着いたよな。はやて(笑)」


「んだな(笑)」


台所から 母親が


やまと~、あなた~ 

ちょっときて。」


「呼ばれたわ。ちょっと行ってくるわ」


台所に向かった父親とやまと


「あの……握手して下さい。

かすみちゃん いいでしょう?」


「いいよ。握手してあげて。」


りんさん 元気な赤ちゃん、生んで下さい。」


りんの両手を包むように

握手をした。


「ありがとうございます。それからパパにも握手していただきたいです。」


「いいですよ。はやてさん

大きい手してますね。」


「ありがとうございます。安田やすださん かすみは、ドジですけど可愛い妹なので幸せにしてやって下さい。宜しくお願いします。」


「ちょっと~ お兄ちゃん(笑)」


「パパ! おもしろすぎ(笑)」


「はい 分かりました。かすみさんの全部が好きなので 絶対に幸せにします。」


「お兄ちゃん 私も幸せになるから。」


安田やすださん 

かっちゃんのこと宜しく

お願い致します。」


「りーちゃん ありがとう♪」


そこへ すばるはながかすみとたくみ

抱きついてきた。


「ぼくたち~おなかすいたよ~」


はやて


「ばあちゃんとママに

ご飯まだですか?って聞いて

きなさい。」


「は~~い♪」


すばるはなが台所に走って行った。

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