第3話 ピリオド…報告

社長室のドアをノックした。


(コンコン…)


失礼いたします。

社長がコーヒーを飲みながら


しゅんか?話ってなんだ。

まぁ 腰掛けて。」


「実は…今朝…離婚届を

出してきました。」


「え!また なんで!」


「付き合ってる彼女に

子供ができたからです。」


「かすみさんではなく 

付き合ってる彼女?? 

なんだ!それは!

どういうことか説明しなさい!」 


「はい。」


「いつからだ。」


「結婚して2ヶ月目からです。」


「そうなのか!!かすみさんに

さっきのことをつたえたのか!」


「はい。事実を伝えました。」


「なんて 言ってたんだ!」


「結婚して2ヶ月過ぎた頃から

行動がおかしいと思って

調査会社に依頼して浮気してると

知って 離婚したいと思ったけど

自分から言わなかったと言ってました。」


「バカ野郎!!だったらさっさと

離婚して、かすみさんを楽にさせればよかったじゃないか!」


社長とマネージャーの怒鳴声どなりこえがメンバーにも聞こえて

気になり社長室のドアをノックし入室した。


「マネージャー、話が筒抜つつぬけで…なにかあったんですか?」


しゅんが 今朝…離婚届けだしてきたんだと!原因は付き合ってる彼女が妊娠したから!」


「それってさ…身勝手だよな。

かすみは口では強がってても

心は傷つく女性なんだよ!

しゅんと結婚したから…

俺…諦めきれると思ってたのに!」


こくや…」


「ちょっ…」


「勝手や!」


「かすみ 大丈夫かな…

打ち合わせ終わったよな。

お先に失礼します。」


社長室をでて走っていった。


「実はな…たくみは今でも 

かすみさんのことを諦めきれずにいて俺に、そのことで何回も相談をしてたんや。」


「それは初耳だった…」


たくみは俺にしか相談できなかったみたい…ちょっと俺も行ってくるわ。お先に失礼します。おつかれさまでした。」


事務所をでて 走りながらたくみの携帯に電話するしん


「今、俺も行くから。」


電話をきる。

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