異世界熊猫

・顔


白い毛に目の周りと耳が黒い熊顔の哺乳類。

可愛いパンダのイメージをぶち壊しにするオーラを放っており、一見すれば骸骨のように見える。

オス。


・体格


133cm  99kg

後ろ足と前足、胸、背中が黒く、それ以外は白い。

完全な二足歩行を行い、長い爪を指にして人間にも劣らない器用さを持つ。


・経歴


こちらの世界で普通に絶滅の危機に瀕している個体の一体、その地を支配する政府により政治利用するためあえて数を減らされてきたが、そのうちの一体が不可侵の仙人世界に入り込み、修行を積んで限界を超えた。

不老不死の研究のため、政府は多大な犠牲を払い捕獲したが、研究対象と共に誘拐の証拠でもあるため、隠匿のためにカンパニーへと渡された。

だが契約違反を受け、その報復として異世界転送実験へと投入された。


・性格


物静かで、最低限の食事と睡眠以外は座禅を組んで過ごしている。

だが降りかかる火の粉には全力で対処し、必要ならば再起不能のダメージも与える。

一方で、仙人の修行として悪霊や妖怪の類と戦ってきたらしく、壮った相手には全力を思って攻撃する。


・能力


霞喰らい、その場の霊的な何かを喰らうことで物理的な食事をしないで済む。同時に、弱い悪霊や妖怪は息を吸い込むように霊力を吸収することができる。

クンフー、流れるような動作から全身全霊の打撃を最適なタイミングで放つ。体重もあり上下の運動は苦手ながら、素手による打撃だけで人の顔を陥没できる。また霊力に準ずる力も付随しているらしく、黒い部分をやたらと硬くできる。

瞬歩、滅多にできない瞬間移動、何十メートルを一歩の動作で渡り切る。加速よりはワープに近いらしく、慣性による打撃強化はない。


・装備


餌として与えられた竹を一本、武器として持ち歩いている。

長さは2mほどで、力を流し込むことで軽さとしなやかさはそのままに鋼鉄の強度まで強化できる。また、非常食にもなり、傷を負えば喰らってすぐさま吸収、回復まで使える。


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