異世界穴熊
・顔
長い顔、白と茶色の混ざった体毛をしている。動作や表情なんかはタヌキに似ている。
メスだった。
・体格
44cm 9kg
ずんぐりとした体、前後の足には鋭い爪の生えた指が五本ある。
細かなデータは能力ゆえに解析できていない。
・経歴
魔法魔力の宿る異世界に、魔法魔力のないこちらの世界でも魔法のような能力を持つ個体を持ち込めばどうなるのか、実験しようとタヌキを捕らえようとして間違えて捕らえられ、修正されないまま実験に投入された。
これはこれで能力に目覚めたため、継続して飼育されている。
・性格
臆病、真新しいものから常に距離をとり、少しでも大きな音がすれば能力を発動する。
野生動物であり、捕獲時に手荒に扱われたこともあって、人には馴れない。
・能力
残食、何でも食べ、貯め糞もする。生態なんかもタヌキに似ている。
死んだふり、身の危険を感じると白目をむいてひっくり返り、死んでいるかのように擬態する。問題はその演技力で、単純に死んでいるように見える以上に明確な『死のビジョン』を表現するため、脳裏に自他ともに死という自称への思考が刻み込まれる。それは親しい人の死だったり、己の死だったりするが、どちらにしろ強力な精神汚染が引き起こされる。
これは視覚だけでなく聴覚や嗅覚でも発動し、これを乗り越えるには死への恐怖を忘れるか乗り越えるしかない。
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