異世界鼬人

・顔


雪のように全身真っ白で、真っ赤な眼、左右に避けた口、見慣れない素人でも悪魔的な残忍さを感じられる。

男。


・体格


178cm 81kg

やや猫背で、伸ばした胴体と比べると手足は短い。手には長い鉤爪が生えている。

体毛に隠れているが筋肉質で鍛えられており、その全身の肌にはネズミに噛まれた傷跡がある。


・服装


下着を含めて白い物しか着ない。


・職業


本人曰く、元掃除屋


・経歴


とある異世界にて、殺人鬼として名を馳せていた。

その得意な戦闘能力と残虐性から、カンパニーは現地スタッフとしてスカウトし、戦闘員として雇用した。

その過程でこの個体も異世界転移でここに来たことが判明した。

戦闘実験は仕事ではなく報酬、虐殺のために強者と戦い、鍛錬を重ねている。


・性格


残忍、口調こそ親しげながら、底知れない悪意が隠しきれていない。

選民主義者であり行き過ぎた実力主義者で、人種差別主義者。力なき種族は滅びるべきだという主義から、積極的に少数民族を駆除している。

純白を好み、自分以外の白を愛し、それを汚すものは何者であっても許さない。理性が飛んで爪で引き裂く。


・能力


転移してきたが持っている能力は前からあったもので、変異したのは体の大きさぐらいだと話している。

全身鍛えられているが、種族としての長所と合わさって腰回りの力が抜きん出て強い。それを利用し腰のひねりを加えた長物の横薙ぎは得物の切れ味と重なり、人体三人をまとめて輪切りにできる。

カリスマ性、ただいるだけで周囲を圧倒し、三下のチンピラなどはすぐに屈服して参加に入る。そうなれば命令通りどんな悪逆非道も平然と行うようになる。カンパニーの中にはファンもいる。

地獄、呪術の一種で簡単だが反動が大きい。周囲20mに殺した犠牲者の霊を半透明な状態で召喚する。それに触れるとすぐに消えるが、同時に一瞬にして犠牲者の最後を追体験させられる。通常は精神的ダメージで二度と触れられないし、耐えられても一瞬動きが鈍る。しかしこの個体は弱者の戯言と無視できる。ー

呪術で動きを止め、間合いを潰し、一薙ぎで刈り取る。


・装備


ホワイトアッシュ、刃も握りも純白の大鎌、全長190cm、刃渡り90cm、5kg、殺した人間の骨を砕いて粉にして呪術で固めてある。軽く、切れ味も良く、また殺した相手の魂を支配しやすくなる。

ボーンアーマー、白く磨いた人骨を細い鎖でつないで組み合わせて体につけている。胸、背中、肩、腰を守っているが、防具というよりはアクセサリーに近い。


・口癖


何んで敗者の墓標をワザワザ避けて歩かなきゃいけないんだい?


大変危険

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