異世界黒山羊人

・顔


黒く短い体毛、黄色い瞳、捻じれた二本の角、前に突き出た口に尖った耳、頭部はヤギそのもの。顔つきは女性らしさが見られ、本人は女性だと言っているが、生物的には雌雄同体。


・体格


178cm 61kg

下半身は頭部と同じく黒毛のヤギの後ろ脚と尻尾、さらに男性器と女性器の両方を有する。つまりフタナリ。

上半身は色白の人間の女性であり、Gカップの胸もある。また背中からはコウモリを思わせる一対の翼が生えている。

全体としてのイメージとしてこの上なく艶っぽい。


・服装


下半身は黒のぴっちりとしたパンツに専用に誂えた鋼鉄のピンヒールを、上半身は胸元と背中が開けた大胆な服装をしている。


・職業


VIP


・経歴


いかなる経緯なのか、上層部は把握しているらしいがそれら一切が最高機密となっている。

ただし最大限の待遇で対応せよ、という厳命が各部署に下っており、接待することが何よりも優先される。

基本、接触は禁じられているが、本人が望む場合は対応が必須であり、そのための応対訓練も特別に開かれている。

実際に対面した多くの人間は男女ともに、接待やその外見を超えて、性格などから好意を抱くことが多い。一方で存在を認識しただけで強い嫌悪感を持つ者も若干ながら存在し、自制が効かずに襲い掛かることもあるので注意が必要。

今回の戦闘実験へは本人の希望により参加、例えその結果死亡することになろうとも手出し無用、と本人より言い渡されており、それは各上層部にも承認済み。


・性格


カンパニーの待遇とは違い、気さくな性格で、末端にさえ気軽に話しかける。また性に奔放で、初対面の人間と肌を重ねることも少なくはない。

戦闘実験に関しては好奇心と遊びから。


・能力


身体能力は強化してなければ一般の女性と同程度、ただし翼での飛行は可能。耐久力に関しては実験できてないが、本人曰く、乙女の柔肌と変わらない強度らしい。

高い知能を有し、ほぼすべての言語を習得している。また動物の類との会話もできるようである。

黒魔法、影や闇を操る。闇を重ねた手足の力や強度は数倍に跳ね上がり、全身を覆った本気モードはそれだけで戦車をも凌駕する戦闘力を発揮する。その他、闇を手や刃の形にして操ったり、魔力などを感知したりできる。

高い魔法防御力を持ち、特に呪術に関しては無敵の耐久力を誇る。

能力付与、本人に好意を抱き、かつ同意している人間に自身の闇を刷り込むことで邪眼をはじめ各種能力が強化され、異能を得るらしい。詳しくは機密事項。

犠牲、能力付与した人間へ、自身へのダメージを肩代わりさせる。ダメージを受けた瞬間、テレパシーのようなもので周囲の人間にその旨を伝えられ、それを踏まえて発動は人間側が決められるが、どのようなわけか死に至ると明確にわかるダメージであっても希望者が殺到する。

魅力、人間に対して洗脳に近い親愛の情を向けさせる。その強弱は本人の意思で調整できるらしく、実験の対戦相手には用いていない。また、この能力に関して上層部も把握しており、そこから脱却した上でのVIP待遇を維持されている。

その他、単独で異世界へと渡る能力がある、と語っている。


・装備


自分の陰より長さ180cm、刃渡り50cm、重さ3㎏の漆黒の槍を召喚する。複数同時に呼び出すことができ、刺したり切るよりも投げつけることの方が多い。


・口癖


せっかく来たんだから、いっぱい楽しまなきゃ。


能力的には、産まれるべきではなかった。

VIPなので、興味深い。

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