異世界鍬形虫

・顔


黒い甲殻類、昆虫、つぶらな瞳、ブラシの口、クワガタの長い顎は長すぎて顎にみえない。顎の内側は鋭利になっており、木の葉が触れただけで切断される。

当然オス。


・体格


全長190cm 顎74cm 230kg

まんま大きくしたクワガタ虫、足は顎よりも短く、可動域は狭い。

背中に翅はあるが広げることはない。


・経緯


森が広がる異世界にて捕獲された個体、原住民によれば森の守護者であり、木々を伐採すると現れ、襲ってくると言う。真偽不明。

ゴルフ場とショッピングセンター併設のリゾート温泉を開発するため、侵略予定であり、その時の脅威となるこの虫の戦闘能力を図るために実験する。


・性格


虫なので知性の有無までは不確かながら、縄張り意識は存在し、好戦的。少なくとも自分よりも小さな生物が餌場に入ることを嫌う。

敵とみなした存在が動かなくなるか離れれば、それ以上の追撃はしない。


・能力


昆虫としての装甲、ぶ厚いのに軽く、弾力のあるキチン質の装甲はそのまま防弾性能もあり、丈夫。歩く装甲車両。

ただし再生能力は劣っており年に一度、冬眠に合わせた脱皮の時にしか回復せず、細かな傷でも蓄積していく。

実験時は冬眠が明けて、体調が最善と思われるタイミングで執り行う。

視力をはじめ感覚器官は弱め、嗅覚がそれなりにだがフェロモンと餌の甘い臭いに特化している。

一挟両断、顎を限界まで開いてから閉じるだけ。ただしその速度は音速を越えており、発生する衝撃と合わせて巨木をまとめて十本以上を切断できる。この能力は本能として根付いており、敵と認識した相手ならば迷わず初手で放つ。


危険

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