異世界梟
・顔
白に茶色の斑点模様の羽毛に黄色く短い嘴、目は小さく真っ黒、鳥類ながら顔は平たい。可愛らしくみえる。ただしその羽毛、羽根の斑点一つ一つが目玉の模様であり、同時に魔方陣になっている。
首の可動域が広く、ぐるりと背後まで振り返れる。オス。
・体格
全長57cm 翼長98cm 0.6kg
全体として横に大きいイメージ。ただ立っているだけだと円柱型で、加えて首の回転によりどちらが前かわからない。
足は短く白く、爪はやたらと鋭い。全身の羽は抜けやすく、またすぐ生える。
・経歴
異世界にて、某国侵略時に捕らえた姫騎士等の捕虜と交換に手に入れた希少種、その世界でも珍しいらしい、という謳い文句だった。
実際は人工的に作り出された種らしく、一種の暗殺用の兵器だったと推測されるが、某国もろともその次元の人間をせん滅してしまい、真相は不明。
・性格
基本動かない。夜行性。省エネで、現状では餌を捕獲する時以外はじっとしている。
攻撃を受けた場合も能力による回避と逃亡を念頭に行動する。
だが知能は高く、勇敢で、積極的に大型の動物も襲う。
観察では、能力を使用しながらではあるが人間を襲い、首の動脈を切り裂いて殺害、死肉を啄む姿が記録されている。
・能力
無音飛行、羽が特殊な形状をしており、羽ばたいても音がしない。加えて各動作も静かで、死角から接近は野生動物でも察知しにくい。
闇、抜け落ちたものを含め、羽根に触れた生物は視覚を奪われる。事前の予兆もないままいきなり発動し、抵抗するという認識すらできない。
この触れるという定義がかなりあいまいで、靴越しに踏んだり、服の上についたり、時には手にした棒でつついても発動する。ただし斑点模様の魔方陣が完全な形でなければ発動せず、また本体の視覚が届く範囲のみなため、羽事態に能力があるのではなく、羽をビーコンのようにして本体が遠隔で発動しているものと推測できる。
また未確認ながら、魔法に対して強い耐性を持っているらしく、特に各種探知系魔法には抜け落ちた羽根と本体との区別がつかないらしい。
足の爪はナイフのように鋭く、人の皮などたやすく切り裂く。また同時に抜け落ちた小さな羽根を傷の中にめり込ませることがあり、傷と失明で混乱し、無意味に暴れまわって疲弊したところを殺す、というのが必勝パターンとなっている。
危険
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