異世界兎人

・顔


長い金髪に白い肌、緑の瞳の美少女。髪に隠れた両側の耳の先には痛々しい傷跡がある。

やつれていて無表情、不愛想で、僅かに見せる感情は憎しみのみ。

見る人が見れば顔立ちとかでエルフだとわかるらしい。


・体格


144cm  29kg

身長のわりに痩せすぎで若干あばら骨が浮き出ている。

首や手首に擦れた後、背中にもむち打ちの傷跡があり、虐待されてきたことがうかがえる。


・服装


赤のハイヒールに網タイツ、黒のハイレグと手袋にうさ耳のカチューシャと、いわゆるバニーガールの格好をさせられている。

全て新品で真新しいが、サイズはぴったり。


・職業


奴隷の売れ残り


・経歴


異世界にてエルフと呼ばれている種族。そこの人類とは不可侵条約を結んでいるが、被差別種族のエルフは例外扱いで、しかも美形が多いため一大生産地となっている。

そんな環境の中で、エルフ狩りから逃れようと耳を切り落として短くし、カモフラージュした個体。

捉えた他の奴隷は定価で売れたが、この個体は文字通りの傷ゆえに売れ残り、見切り品として処分することとなった。


・性格


あるのは絶望と無限の憎悪、非力な自分を呪い、それ以上に全ての人間を呪っている。

実験では自分が殺されることを望んでいる、と聞いているのでそれを裏切りたいとモチベーションは高い。

一方、魅せる戦いは嫌い、先手必勝、一撃必殺、開始と同時の一矢での決着を狙う。


・能力


このエルフ族は幼少期から弓術を習うため、下手な玄人よりも腕がよい。

100m先の的ならば3cmの円に百発百中であり、動く標的にも良く当てる。

その他、森での追跡術や薬草術、料理洗濯などの花嫁修行もこなしている。

一方で奴隷としての調教は芳しくなく、反抗的でなおお仕置きが足りてないが、それはそれで需要がある。


・装備


弓矢、彼らの家宝らしい木製の弓と矢のセット。矢筒はプラスチック製で矢は反乱防止のために3本だけを渡している。


・口癖


こんな世界、滅びてしまえ。


弓を装備時のみ、危険

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