異世界虎

・顔


黄色と黒の縞模様の毛皮、横に避けた口、尖った耳、ぎらついた目、凶暴さと凶悪さを兼ね備えておきながら威風堂々としており、威厳すら感じられる。オス。


・体格


280cm  271kg

当然全身も黄色とと黒の虎柄。ただし黒い毛の部分から闇のオーラのようなものがにじみ出ている。毛皮で見にくいが筋肉も発達しており、爪も鋭い。

物理的、生物的には変化してないが、生物の目には黒い縞がうねっているように見え、さらにはオーラとしてにじみ出ているように感じられる。


・経歴


異世界転送実験の過程で向こうからやって来た。

存在はかなり初期の段階から確認されているが、当時は記録方法は統一されておらず、詳しい経緯はどこかに埋もれている。

研究材料、として飼育されているが、実際は一部の研究員が半ば脅されて世話をしている状態であり、観測期間は長いものの詳しいことは何もわかっていない。


・性格


良くも悪くも肉食獣であり、空腹時以外は狩りを行うことはない。ただし縄張り意識は強く、縄張りに入られることも、追い出されることも嫌い、麻酔などで眠らせ、勝手にした場合など、ブチ切れて手が付けられなくなる。


・能力


身体能力は通常の虎よりも強い程度、それでも十二分に強力ではあるが、現実的な脅威でしかない。

強者のオーラ、自身の黒い縞から発せられる闇、内側に秘められた精神の強さが具現化し、相手に伝わったもの。物理的な効果こそないが、生物はみな例外なくそれを感じ、威圧感を受け、緊張状態となり、本来のスペックを維持できなくなる。

一応、鏡越しや電子機器を通せば緩和されるが、それでも影響はあり、またどんな生物であろうとも本能的な恐怖心がある限り完全に逃れることはできない。

ただ、この個体よりも弱い相手には効果的だが、強者にはさほど影響はない。


危険

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