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ガエウスがほっとけと突き放しておきながら、あっさりペラペラ愚痴った。
本心では、愚痴りたかった、それだけ心がまいっていた。あっさりすぎなのは、それだけロジオンを頼っている、信用している。相棒と言われて嬉しくなる自分。
ガエウスの諸々の行動、これは甘え。たしかに、これは羞恥で悶絶する、自分の無様さにキレる。ほっとけと突き放して、ガキ扱いしてた、お前は女を甘やかし過ぎると皮肉った奴に、甘えてしまった、、、
男の暴力系ツンデレ、怒り狂って全力で追い掛け回して首を絞めてくる、こんな危険で面倒くさい男を甘やかせるのは、世界広しと言えどもロジオンだけ。ロジオンの甘さは筋金通ってて、妥協なし、老若男女区別なし、どんな相手でも甘やかす。
五年かけてロジオンを一人前になるまで育て、困っている時には真っ先に駆けつける。パーティを組んだ時も、実績実力経験等級その他諸々、あらゆる点でガエウスがリーダーになるのが当然なのに、一番弱いロジオンをリーダーにした慧眼。人の下で動くのが当然になっていたら、今のロジオンはなかったかも。ガエウスは聖都でルシャの家族を助けたことも。やってることを見るとガエウスは結構尽くしている。しかしどう見てもそんな人間じゃない。これはやはり、かなり特別扱いしている。
ロジオンは普段はそよ風にすら流されそうなほど押しが弱い、でもいざとなれば何があっても死んでも意思を貫き通す。弱い心が急に強くなることはない、それができるなら誰も心が折れたり曲がったりはしない。一見すると弱さの塊、押されたらどこまでも引く。だけどロジオンの本質はそれとは裏腹な異常なまでの意思の強さ。
ガエウスとソルディグの違い。
ソルディグは覚醒前のロジオンを見てただの雑魚だと、力を得た後のロジオンは勧誘した。ソルディグが見ているのは、ただひとつ、力だけ。心にはなんの関心もない、人としての在り方もどうでもいい。力に対する執着だけがある。
人生においてロジオンのような人物と出会うことは想定されない、空想上のお話の中にしか存在しないはずなのに、本物に出会ってしまったら、心にまっすぐなところが残っている人なら酷く驚く。実際、奇跡のようなもの、こんな生き方が可能だとは夢にも思っていなくて、現実的な人であればあるほど驚きと嬉しさが大きくなる。
なぜなら、ロジオンの生き方は、世界に喧嘩を売っている、それが不可能ではないと示しているから。冒険の匂いがプンプンするのは当たり前、この生き方は厄介事が行列作って並んでる。
照れ隠しが命がけな乱闘になるガウエスて。(現実世界で決して結ぶ事が出来るはずも無い)彼等が築きつつ有る絆が熱い!
ロージャも頼り切りじゃねえぞて。肩を並べて立つて覚悟が見えてきて頭からクシャクシャしてやりたい!
更新ありがとうございます。
久しぶりのナシト登場が嬉しい!謎な部分が多すぎて本当に気になる存在です。
ガエウスやログネダさん…大戦の真相もめちゃめちゃ気になりますね!
ガエウスとナシトほんとすき
やっと追い付きました!
しかし地味なタイトル(失礼しました)に
反して濃い内容とキャラクター達
そしてコメント欄も濃いですよね( *´艸`)
これからも更新楽しみにしています!
ガエウスは一話で女々しい主人公を失せろと一蹴したところから既に好印象だったのですが出番があるたびに好感が上がりますね!
書籍では結構渋い感じでしたが見た後でも僕の印象はグ◯ンブルー◯ァンタジーのローアインに近い感じです笑
ガエウスがいなかったら物語が過去の話に逸れすぎそうなのでほんとに良いキャラだと思います