第2句 スナネコ

熱砂とて 涼しき洞の 猫の歌


・ー・ー・ー・ー・ー・


どんなに外が暑かろうが、アイツはいつもへっちゃらって顔だ。


ふらりと散歩しに出かけたかと思えば、いつの間にか戻ってきて、鼻唄を歌いながら土を掘ってる。


大方、ジャパリまんでも貰ってきたんだろ。

そんな上機嫌な歌声を聴くと、項垂れる暑さも少しは涼しく感じるってもんだよな。


〜ツチノコ


【季語】

熱砂[夏]:夏の太陽光線によって熱く焼けた砂。

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