どーる!

ライトな作品?

 この作品は、携帯で読むことを前提に、割と軽い内容で書こうと決めて、遊んで書いた作品だ。

 書いている間に、どんどんキャラが楽しくなってしまい、良い味出してきたかも?

 悪魔っ子・姫子に翻弄されるはずの誠が、逆に翻弄する内容に。


 不思議なことに、サイトでやっていた時は、そんなに大受けした作品ではなかったのだが、カクヨムではなぜか一番読まれている作品になっているようだ。

 ……が、どういうわけか、P Vはすごく上がるのに、星やらコメントやらフォローなどは少ない。おそらくROM専好みなのかな? と思う。

 そもそも、宣伝も無く、更新が終わったら埋れてゆくだけのカクヨムで、地道に読まれているのは何故なんだろう?

 男と女の入れ替わり、人間が人形になる……という2重の入れ替わり、という要素が好かれるのかも知れない。


 この作品、キャラが好きなので、続きを書きたいなぁ……と思っていた。

 だが、書いたのはほぼ10年ほど前で、その当時の若者を多少は意識して書いたものの、自分の年代の感覚から離れられていない部分もあり、厳しかった。

 さらに今となっては、当時でも往年である「パロディ」が今の世代にわかるのか? という疑問もあって、続編が書けないでいた。


 ところが! だ。。


 自分の記憶になかっただけで、なんと! 続編を書いていたことが判明!

 そういえば書いた! と、かなり経ってから思い出した。

 それが【マコの海岸物語】である。

 ご存知の人はわかるだろう、往年の……名曲【チャコの海岸物語】をパロったタイトル。

 やっぱり今時の若者よりもサザンオールスターズを聞いて青春を過ごした世代のお話っぽいかも知れない。

 それでも、読み返して、携帯をスマホに書き換えた。


 そして……。

 まだまだ続編が書きたい私は、「どーる!」の「!」マークを2個にしていた。

 さらに続編を書く時は「どーる!!!」になる予定で、延々と「!」マークが増え続ける予定だった。


 ナンパな男の美学を持ち続ける金髪ハーフ美女風マネキン人形・真琴と、オタクで巨乳で優しすぎる悪魔っ子・姫子の掛け合いは、またいつか書きたいなぁ。

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