序・通信簿 4


 子どもの頃……。

 先生に評価されたかったわけじゃなかった。

 いい成績をつけてもらって、褒められたかったわけじゃなかった。

 ただ……。

 私をありのままに認めて欲しかった。

 

 

 私が物を書くわけは、子供の頃と変わらない。

 


 ふとしたきっかけで、再び、過去の作品を公開することにした。

 ただひたすら書き殴っていたので、誤字が多く、チェックしながらアップしている。

 何度も読み返せば、最初は客観的に読めていたけれど、徐々に書いた時の熱い思いが蘇ってくるから不思議だ。


 今はただ………。

 墓碑銘を刻むが如く作品を公開していこうと思う。




=終=

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