17話 わからん

時はさかのぼる



遊園地のでの解散のあと明石楼愛と伊月空祐は二人で帰った



ところで藤崎雅と月代温大はどうだろうか



「藤崎先輩、この後どうします?」

温大はイチャつきながら帰った二人を見て言った。


「どうもこうも、どうせこの後暇でしょ?ちょっと付き合いなさいよ」


「はいはい(汗)」

いつも通りの誘いだと思いついて行くことにする







「何ですかここ。寒いんですけど。」

それもそうだ、この寒い時期に遊園地に行った後で外に連れ出されるなんて。


「イルミネーションよ!イルミ!」

雅はとてつもなくテンションが上がっている。イルミネーション・・・とまではいかないけれどさっきの遊園地にもそれらしいものがあったのに。


「さっきの景色と何か変わります?」

これがトリガーだと知らずにポッと声に出してしまった。


「は?温大君これの良さがわからないわけ?さっきと全然違うじゃない、雰囲気も、ライトの数も、形も、シチュエーションも!」


雅はいきなり大きな声で温大に御託を並べて怒ってしまったっようだ。なんでなのか見当もつかない温大であった。


「どうしたんですか先輩いきなり・・・らしくないですよ」


「もういいわ、帰る!」

そう言い残しライトの輝きに姿を眩ませた。


「お兄ちゃん、フラれちゃったの?」


「いや、まったくわからん」

撮影場所がたまたま温大の目の前のビルだったらしく仕事が終わった妹の時雨が出てきた。







時を進めて




「ってなわけだったんだよ」


「お気の毒にw」

温大の話を聞いて僕はつい笑ってしまった。


「なんで怒らせたのかわからないのならちゃんと先輩のところに行って何が悪かったのか聞いて謝罪しないとだよ、温大」


「ありがとう、そうだよね空祐君」


温大は首をかしげながらも教室をあとにして3年生の教室に向かった



こんにちは、作者です。

今回のお話よく分からなかったらすみません。僕も書きながらよくわかりませんでした。なんで怒っているのか僕にもわかりませんし、温大も知らないです。

でも実際にこの世界ってよくわからないことだらけですよね。特に恋愛面において常識は通用しなかったりしますし、ほんとになんだかわかりませんw

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