SHOCK OVER JA〇AN(AR〇『ROCK OVER J〇PAN』)
【前回までのあらすじ】
『このエッセイを書く上で一番時間がかかっているのはサブタイトルを決める時間だ』
という事実を明らかにしつつ、昨日の朝の
その日の近隣の気温が30度を超えるというのを忘れ、窓を閉めて扇風機などを止めて寝ていた所、当然の効果として部屋の中が蒸しており、彼は激しいだるさで動けなくなっていた。
(ぐはっ……6月の気温じゃねえ……)
と思いながらもどうにか布団から這い出し、水分を摂取すると、幾らか落ち着いた。
(ようし、次は何か食べなければ……)
ここで彼を救ったのは冷凍うどん、そしてそこに投入しても問題はないタイプのおかずだった。
お手軽に炭水化物と塩分とその他が摂取出来る組み合わせ。とりあえずうどんが普通にほぐれる程度のお湯を注げばいいので、ざると水道水を利用すれば冷やしうどんを作るのも容易である。
5食入りパックでお安く、トッピングに何を食べるかを考えるのも楽しい、一人暮らしの頼もしい味方だ。
扇風機の風を浴びながらうどんを
(今日も生き延びた)
と、幽冥牢は思った。
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