ワコ〇の子(山下達〇『〇トムの子』)
【前回までのあらすじ】
が、つい去年だか一昨年だかに、いつもの様に絵を描こうとした幽冥牢の眼前で、恐ろしいメッセージがPCに表示された。
『お前のお絵描きソフト古過ぎwww起動する方がめんどくさいわwww
つー訳でもう使えねーからwwwよろしくwww』(大意)
こうして、幽冥牢は新たなお絵かきソフトの方に馴染まなければならなくなった。
滅茶苦茶に過酷である。何しろ以前のソフトで出来ていた事が出来るかどうか、まずそこからを広いネット空間を徘徊して調べ尽くさないといけないのだ。
新しいゲームを入れるのとはレベルが違う。比較対象にすらならない。
「あああああああああああああああああああああああああ絵が最近どうも劣化している気がするから練習し続けて直すか新しい画風になる様にしようと思ったのにあああああああああああああああああああああああ!」
以来、幽冥牢はタブレットのお絵かきソフトを入手して慣れようと考えている。それに使えるタッチペンは入手した。が、お絵かきソフトはまだ入手していない。
あれよあれよという間に数年が過ぎてしまったが、果たして幽冥牢が再び絵を描くのはいつになるのか。
それは誰も知らない。
幽冥牢も知らない。
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