第21話 タヒチの自宅


蜜蜂は、花の香りに寄ってくるでしょう。

美味しそうないい香りが漂えば、自然と集まってくるもんです。


人間はかならず口にしますよ。食べて育ってゆくわけですから。

そのかならずで、話を進めていくと・・・まぁ究極―――。



見せる作を創っている者にとって、それは、かなり攻撃的な攻め方で、

「いらない。」と言われ、

その理由が生きレべならば、外されているというパターンですよ。


そうゆうチョイスをする人も、世の中にはいるもんで。

歩き方にも現れますかね。


身に付くと、身に付けると。


身体にきちんと身が入るもの。


食べて身に付けるって、育ち盛りの子供達だけでは無い訳で―――。


どうせならという思いでしょうか?


現実逃避で、かす取り焼酎飲んでいても、、、、

何処へトリップしてんのか、、、、。


「あぁ、おハヨウゴザイマス。

昨日渡した壁掛け時計なんですが、

あれね、たまに気を利かせてか、

寝てる時、静かぁにしてんだよ。

起こしちゃ悪いってぇ思って、気ぃ使ってくれるんだね。

で、ネジを巻いてたらね。タヒチの自宅。」


風が吹いてきましたか?何風か?」


。:。。:。:。:。:。:。:。:。:。:。。。。


サキヨミと想像は違う。

サキヨミしずぎて結果がハズレると怒りが出る訳です。


想像をフクラマセ、創り上げていく方が楽しいでショ。



。:。。:。:。:。:。:。:。:。。。


「京響さん、在り来たりだと思うのは、結局の所、沢山知っているからですよね?」


音楽配信サイトの状況をリサーチと茶見子はインターネットやアプリの現状を見て回っていた。


「ベスト10入りしているのであれば、別に奇想天外ということでは無いし、ジャンルでしょ。

まぁ好みと言われれば流行路線。」


「そうですよね。確か、ベストヒットUSAが一日中流されていた時、別枠でUKのヒットチャートも流れていましたもんね。」


「国内はザ・ベストテン」


「今はもうアプリだけでも配信サイトの数は世界を超えているのですよ。

ラジオ局も増大して、ディスクジョッキーとクラブDJが混在しています。」


映画やドラマの音楽が在り来たりだと思うのは新鮮さを求めていると。


テーマソングや挿入歌、始まりからエンディング。

ストーリー性のある所に音でのイメージを合わせているならば、音だけ浮く事は無い。


物語を進める上で、音楽はストーリー展開を膨らませてくれる効果的な要素。


「茶見子さんは、何か楽器出来るのかい?

音楽を聴くのが好きな人ならば、音楽は舞踏やダンス、身体を動かすことにも効果的。

LlVEに行けば観客はダンサーだよ。」


音符のおたまじゃくしは、脳へのトレーニングジムと2ヶ国語を学べます。


「私は、どちらかと言えば癒し系ですよ。自宅でまで踊っていませんから。自分が心地良くなるメロディーってありますもん。」


「配信する側が増大しているという事は、卒業できたって?!」


「そこからの就活ですか?」


「発表できる場が多いのは早くてもOKになったって事か・・。」


京響さんは、インターネットの無法地帯をPic Up。


「インディーズ系の評価は、そうなるとユーザーが主。

お客さんのアクセスにかかっているけれど、そのままでは進めないからね。」


アニメーションの波音に拘りを持つならば、現実にあるものは海の波よりも高く。


雑踏が時に心地良く、ノイズのヤカマしさを聴けば、そこに私はギターを持ち、立ち上がっていた。


「クラッシック映画は当時でいうと最新音楽と合わせていたのでは?」


「ーーー。という事は、在り来たりだと言われてきたら、無くなってきている状態なんですかっ?!」


「インディーズバンドが古典太鼓とコラボして。」


せっかく作るんだったら。

せっかく作る事が出来るんだからと。


「もう発明の可能性が低くなりつつ、オーディエンスの評価が怒りに変わっているのではないでしょうか?」


茶見子はオフィスの冷蔵庫からヨーグルトを持ってくるとbagから蜂蜜ボトルを取り出し、カップ全体に溢れるほどたっぷりかけると小さなスプーンで味わった。


「マイ蜂蜜?」


「はい。フランス産のオーガニック蜂蜜です。」


「フランス製とは凄いね。随分お洒落だね。」


「はい。無農薬栽培の草花から蜂が運んできたという蜂蜜です。

ミツバチ達ってどこまで飛んで行くのかと不思議でしたが、ここまでオーガニックで作れるなんて凄いですよね。」


「ブルースブラザースが運んで来たんじゃないのか?」


「アメリカ人のコメディアンじゃないですか・・・。」


「やはり、修行中であれば着ぐるみ覚悟っ!なのか。

Mickey Mouseは先進国のキャラクターです。」


「未だ発展途上中であるのなら、子供服でってことですか??」


「個性的にね。表現者であるなら。それも発明でしょ。どこのラインに乗るのかは器量次第だし、相手に伝えるわけだからね。」


メロディーラインが決まり、そして言葉を乗せるのか、言葉が集まり、そこへ音を乗せるのか。


流し流され、そして、やはり手元に。

ここにある物。

ここにある事。

思わず口遊クチズサムむ音に。


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