このエピソードを読む
2018年8月31日 12:48
未来のアンドロイドたちがAndroid OSっぽいもので動いているというのに当初思わずのけぞってしまいましたが、ツンデレ刑事さんの冷たい眼差しに刺殺されるのがだんだん癖になって、最後まで楽しく読ませていただきました。豆腐の溶液からバイオコンピュータが出来上がるという超技術にシリアルポートをつなぐとか、新旧テクノロジーが同居しているのはとても奇妙な感じで、人造人間まで作っておいてまだワニ型クリップなの!?とツッコミを入れずにいられないですが、博士としては合理的な事情があったのでしょう。ぜひ解説を聞いてみたいところです。じつは郷里が舞台なので、あそこが旧人類文化の最後の砦なんだーとか、にやにやして読んでしまいました。味覚が変わっちゃった人造人間さんたちは、きっとアカシ焼きとかシオミ饅頭とかは口に合わないでしょうねー。
作者からの返信
ありがとうございます!最後までお付き合いくださりありがとうございました。10万字を超える長編は初めてということもあって、途中色々と苦戦していましたが、頂いた応援、コメントは執筆を行う上で大きな励みとなりました。さて、シリアルポートですが、現在でも一部の分野でシリアルポートが根強く使われています。例えば、業務用ネットワーク器機の設定作業とか、Raspberry Piの電子工作とか……。レガシーインターフェースだからこそ、実装が容易な割に接続可能な器機が多いということなのでしょう。10年後も20年後もしぶとく生き残りそうな気がします。忠志はソフトウェアかハードウェアかのどちらかで言えば、ハードウェア寄り(ナノマシンを用いたSoftware-Defined Hardwareが専門)の人物ですので、メンテナンス・デバッグなどの簡易な用途にはそういうレガシーインターフェースを好んで使っていると思います。ただ、ディスポ電極を介した謎高速通信接続は、さすがにRS-232とかではなく、同じシリアル通信でもUSBやSATAの延長線上にある未来の技術を用いている……はずです。シオミ饅頭……登場させれば良かったと思っています。思い至らなかったのが悔しいです。きっと、形としては残っていて、味は(ヒトにとっては)壊滅的なのでしょうね。私自身は同じ兵庫県でも川西生まれ(育ちは京都府)ですので、東播磨周辺には縁もゆかりもなく、ただただ東播磨の皆様を敵に回してしまうのではないかとヒヤヒヤとしながら書いていました。楽しんで頂けたなら何よりです。ありがとうございました。
未来のアンドロイドたちがAndroid OSっぽいもので動いているというのに当初思わずのけぞってしまいましたが、ツンデレ刑事さんの冷たい眼差しに刺殺されるのがだんだん癖になって、最後まで楽しく読ませていただきました。
豆腐の溶液からバイオコンピュータが出来上がるという超技術にシリアルポートをつなぐとか、新旧テクノロジーが同居しているのはとても奇妙な感じで、人造人間まで作っておいてまだワニ型クリップなの!?とツッコミを入れずにいられないですが、博士としては合理的な事情があったのでしょう。ぜひ解説を聞いてみたいところです。
じつは郷里が舞台なので、あそこが旧人類文化の最後の砦なんだーとか、にやにやして読んでしまいました。味覚が変わっちゃった人造人間さんたちは、きっとアカシ焼きとかシオミ饅頭とかは口に合わないでしょうねー。
作者からの返信
ありがとうございます!
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
10万字を超える長編は初めてということもあって、途中色々と苦戦していましたが、頂いた応援、コメントは執筆を行う上で大きな励みとなりました。
さて、シリアルポートですが、現在でも一部の分野でシリアルポートが根強く使われています。例えば、業務用ネットワーク器機の設定作業とか、Raspberry Piの電子工作とか……。レガシーインターフェースだからこそ、実装が容易な割に接続可能な器機が多いということなのでしょう。10年後も20年後もしぶとく生き残りそうな気がします。
忠志はソフトウェアかハードウェアかのどちらかで言えば、ハードウェア寄り(ナノマシンを用いたSoftware-Defined Hardwareが専門)の人物ですので、メンテナンス・デバッグなどの簡易な用途にはそういうレガシーインターフェースを好んで使っていると思います。
ただ、ディスポ電極を介した謎高速通信接続は、さすがにRS-232とかではなく、同じシリアル通信でもUSBやSATAの延長線上にある未来の技術を用いている……はずです。
シオミ饅頭……登場させれば良かったと思っています。思い至らなかったのが悔しいです。きっと、形としては残っていて、味は(ヒトにとっては)壊滅的なのでしょうね。
私自身は同じ兵庫県でも川西生まれ(育ちは京都府)ですので、東播磨周辺には縁もゆかりもなく、ただただ東播磨の皆様を敵に回してしまうのではないかとヒヤヒヤとしながら書いていました。楽しんで頂けたなら何よりです。
ありがとうございました。