第104話 吾輩は夏が苦手です。

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。


「旦那、お目覚めですか?」

「アツイ……暑すぎる……」

「夏ですからね……」


ということで、久々の吾輩です。


お暑い日が続きますが皆様お元気ですか? 今年はキツイ。去年よりもきつく感じるのは気のせいなんでしょうか?


もう、毎年夏がキツくてしょうがない。冬の方が全然楽だわー。着こめばいいから。夏は全裸でも容赦がないから無理ゲーです。



吾輩は考える。


夏の良い所ってなんだろう?


つい先日で言えば高校野球ですかね。甲子園の戦いは見ていると面白いですね。星稜と智辯の戦いは激熱でした。そこまで野球好きってわけでもないのですが、いやー見ごたえありましたよ。延長入るとサドンデスになるんですね。


いきなり、ノーアウト一・二塁とか不思議な制度です。


それでも見ごたえがありました。奥川くんが凄かったけど、智辯もいいチームでした。決勝戦でもいいと思えるくらいの熱い戦いでもう泣きそうでした。終わり方もなんかカッコいんですよ。


白い球が快音と共に消えていって、打者がびっくりしている。そして投手が力が抜けて崩れ落ちていく。突然の幕切れで何が起きたか両陣営の時間がわずかに止まる様な感覚。


あぁいうのが、いいですね。ホントにドラマのようでした。


他にいいところは……。


ミニストップでハロハロがでますね。今年食べました。おいしかったです。


それぐらいかな。吾輩にお盆とか関係ないし……


「旦那は母上と親父殿の墓参りに行かないんですか?」

「………」

「………」


まぁ、吾輩の両親は死んでる。墓もあるが吾輩手作りのちっぽけな墓標でしかない。それに、あの親父の事は……。


「すまんです、忘れてください旦那」

「気にするな、眷属」


吾輩は考える。


煽り運転で危ない人がいるらしい。


どうにも危険行為を敢えてするような人がいる。なぜにそんなことをするのか。車に乗っていると気分が大きくなっちゃうのかもしれない。そういう人はママチャリをお勧めします。



吾輩は考える。


消費税を上げる意味ってなんだろう?


おまけに訳の分からない仕訳があるようで、八%と十%の扱いが非常にめんどくさい。オリンピックに向けて海外の消費を貪ろうとしているのかもしれないが、上げたら下がることはないのでヤメテ欲しい。


消費させない税の間違いになりつつあるのかもしれない。


もう駆け込み需要もなさそうだしね。



吾輩は考える。


デットエンドもいつの間にか四章に入った。意外と思ったより読者さんがいるみたいで安心。最初の方を直したい衝動は強いのだが、あとはカクヨムのエピソード途中追加機能の実装待ちにしている。


そうすれば、もうちょっと読者を楽しませることが出来ると思うから、早くしてお願い、カクヨムちゃん!



吾輩は考える。


夏アニメも大分終盤に差し掛かってきたが、まぁ中々にいいですね。


グランベルムとかイイ感じです。大穴でした。けど、作画もしっかりしているし物語の構成も今のところ良さそうです。でも話題にならない。


これはあれですね、世間的に飽和状態に近いのかも。


面白いものがありすぎて、もはや目に留まって騒ぐお祭りがすくなりつつある。


『覇権アニメ』


というものが、死後になる時がきたのかもしれない。


まぁ時代の流れは残酷なものですよ。



吾輩は眠りにつく。


《つづく》

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る