第102話 吾輩は楽しむことを思い出す♪

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。


「旦那、お目覚めですか?」

「ここを抜き出して……こんな感じか?」

「キャラ設定も大分多いですね」

「書いてきたからな」(しみじみ……)

「そうですね。もう三年経ちましたもんね」

「そうか……2016年の六月からだから……三年か」


ということで、デットエンドを書いて三年の吾輩です。


もう卒業の年が間近に迫っているわけもなく、これからって感じですね。入社三年目とか聞くとやっと一人でちょいちょい出来る感じですかね。そこからの仕事が大変かもです。


新しくキャラ設定をかき上げていると、こんなキャラもいたなーとか思いつつ、まぁ四章で活躍の場を用意している子たちなので楽しみだなーとか。なんというか、親のキモチ?ってやつ。


最近のアニメを見てて思い知らされる。


やっぱり、こういうのが自分は好きだなーって。


彼方のアストラとか面白いし、鬼滅も面白い。グランベルムも意外と面白い。ゆゆゆみたいな感じですかね。あとはダンまちも好きだし、意外と【フィッシュ】の謎アニメにもハマりつつある。


ただ、最近は『フルーツバスケット』を見て号泣。


やっぱりサイコーだよ……涙止まらんよ……。


あの作品の凄い所ってテーマが毎回重いのだけど優しい答えを出すところ。本当に心が温まる。伏線もあるしね♪


やっぱりストーリー展開とキャラがしっかりしているのが一番面白い。


と、個人的感想なのだが世間はそうでもないのか、あまり食いつかない。


こういうギャップもあるのは仕方ない。個人の意見がみんなの意見な訳がないのだから。だから好かれようと考えるよりも自分は自分と割り切る。自分の感性は自分にしかないないものだから。


だから、自分が楽しいと思う方向に楽しもう(`・ω・´)!!




吾輩は考える。


ネットにはいくつか、嘘が混じっていることがある。


『修行回』は不人気。これを声を大にしている部分を見ると間違っているとしか思えない。修行しているシーンは不人気なのは当たり前なのだ。


だからカットしたほうがいいでは、ないと思う。


まさか、『修行回』という演出の使い方を分かっていない……(´・ω・`)?


『修行回』のメインって修行している内容やシーンではない。これをはき違えている。修行することにより強くなったことに意味をもたらすのだ。さらに言えば、修行が実った瞬間が爆発する瞬間なのだ。


『努力が報われた』と。


なので、『修行回』の特徴はあくまで助走であり、伏線であり、ピークを彩るもの。これだけ多様性がある『修行回』が不人気というのは、その場面だけを見ているから。そこを繋げることに意味があることに気づいていないものの発言である。


吾輩的に『修行回』ってとても使い勝手がいい話の作りだと思う。


一過性の人気ではなく、ちゃんとした物語を作る為に『修行回』は必要である。


むしろ使いこなした方が絶対いいものになると吾輩は思う。


だって、『修業回』は先にある『ピーク』を作る為に必要なのだから(。-`ω-)。



他には『ピンチ』が嫌いっていうこともあるが、そんなわけはない。


ピンチがあるからこそ際立つのだ。そこを蔑ろにしたら何もない。スイスイ進めるほうがいい?、んなわけあるわけがない。


『ピンチ』を乗り越えるシーンこそが『ピーク』であろう(。-`ω-)


まぁ、よく取り違えられるのが主人公が『ピンチ』になっていないから『ピンチ』がないという訳ではない。仲間が『ピンチ』でもいい訳だし、村人が『ピンチ』でもいいのだ。努力する主人公が『ピンチ』無しだったらいけない。


要は、いっしょくたにされる物が多いので情報の取捨選択が必要だ。


吾輩は吾輩の感性を信じようと思う(。-`ω-)。


「旦那は……言ってることがコロコロ変わるじゃないっすか……」

「……感性が完成していない証拠だ……」

「そういうところですよ……旦那……」

「……反省します」


 吾輩は眠りにつく。



《つづく》

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る